12/11
早めに自宅を出て、武蔵小杉駅有人改札から18きっぷで入場。前の身軽なお姉さんも18きっぷで入っていきました。
12月半ばの平日朝に通勤電車で旅立つのは背徳感たっぷり。荷物もあるし、ここはグリーン1択。階下C席にありつけました。品川で窓側に移動。
成田まで来れば旅気分。
JR成田空港駅で早く着いたのでスイカにチャージしようとしたのですがトラブルが発生し、1時間と1520円の損出。帰宅後意見を出しています。
気を取り直して3タミへ行き搭乗。
鹿児島空港に到着。涙雨か。
西郷どんが出迎えてくれました。足湯もあり、温泉天国に来た実感がわいてきます。
ついてないときは重なるもので、紙の大判時刻表6月号で調べたバスの時刻が変わったらしい。最寄りのJR肥薩線嘉例川駅までですが次のバスだと列車に間に合わないのでやむなくTAXIに乗車。
路線バスの時刻は列車との接続は考慮されていません。石見川本もそうだったなあ。
簡易郵便局がありました。平日の旅なので風景印で出すはがきを用意してきたのですがやはりここにはありませんでした。
それでは1903年1月15日開業の嘉例川駅舎を見てみましょう。
水墨画のような風景に似合う雨。
前回来たのは2004年3月13日。前年に100周年で有名になり、この日は九州新幹線開業でこの駅もお祭り騒ぎでした。
ここから運転初日の特急「はやとの風」に乗車しています。
駅舎内のレイアウトも変わらず、出札窓口と手小荷物窓口。
今年は開業120周年。駅務室内は写真などが展示されていました。
時刻表が置いてある!よく見ると猫刻表でした。気まぐれなのに「正確♦便利」には笑ってしまった。
表紙のモデルは嘉例川二代目観光大使の‘さんちゃん’でした。
不在なところをいいことに別のネコがやってきました。エサはありません。
まーでも駅舎に溶け込む色でいいですね。
壁には懐かしいポスターが。桃井かおり竹下景子のナイスミディパス。CMは⇒コチラ
隼人方向
のんびりした時間が流れます。
すると観光客がやってきて駅舎の写真を撮りまくっています。
接近放送が流れると「列車が来るの?」って、ここは現役の駅ですよ。
列車が来たからには乗ります。それが18キッパー。
となりの中福良で降りてみました。お知らせの文言を見ると営業活動に躍起なJR発足直後に書かれたものと推測します。
電車のモデルは103系広島色かな。
今来た吉松方向
隼人方向から本命の列車がやってきました。
夕方の列車なので学生が乗っていましたが、吉松で全員降りてしまった。列車はこのまま吉都線に入ります。
2両編成なので一部区間は込み合うのでしょう。
京町温泉下車。一人乗車があったので無人列車にならなくて済んでなぜか安心。
駅員はいないけれど観光案内の方がいて、昼食を摂るところがあるか尋ねたところ複数あるらしい。
予約していた今宵の宿へ。
駅近のラーメン店。奥にもう宿が見えます。
こちらが老舗の松尾旅館。
2階の明かりが点いていないところが私の部屋になります。
通された部屋はシンプルながら外廊下付きの昔のタイプ。Wi-fiはありません。共同トイレが1階なのが不便ですがいつでも寝れるし、TVや洗面台もあります。
まずは温泉に入ります。かけ流しの湯が常に浴槽の湯を入れ替えている感じ。
柔らかな優しいお湯でこれぞ求めていた温泉。体が喜んでいるのがわかるくらい。
翌朝撮った画像を載せます。
⇒京町温泉松尾旅館(えびの市)
駅からのアクセス…徒歩2分
立地・風情・印象…旅館入口に指湯あり
お湯…泉温が47.5℃なので浴槽で適温
浴槽…長年かけ流しでタイルが黒い(実際のお湯はわずかに色がついている)
洗い場設備…シャンプー・ソープが雑然と
コスパ…良
混雑度…他にも泊り客あり
◎温泉…単純温泉(低拡張・弱アルカリ性・高温泉)
×露天風呂
×サウナ
×水風呂
○無料ソープ
凡例
○…設備あり(お気に入りは◎)
△…設備ありだが故障中であったり制限があったり
×…設備なし
―…その他
夕食がこちら。特に鰻は名物。どれもおいしく、ビールは1本でやめてご飯をいただきました。
(続く)