@渋谷
2023年秋頃の某日
所用で東横線方面の友人宅に泊まることに
ちょうど金曜日の夜でしたので、平日帰宅ラッシュ時間帯の東横線を利用する滅多に訪れない機会
19時35分発の東横線Q SEAT193号を利用します。
渋谷駅にたどり着いたのは19時15分頃
19時20分発と1本前の東横間を結ぶ急行電車がありますので、ぶっちゃけそちらに乗った方が早くは着きますw
19時24分発は新横浜線・相鉄線直通の急行湘南台行きで、このタイミングは急行が連続します。
かなり早めですが、折り返しQ SEAT連結の急行がやってくる4番線へ
時間があるので案内用の設備などを観察してみます。
双方が同時に運行されることは今のところありませんが、4号車1番ドア付近はQ SEATは乗れるけれど、S-TRAINは乗れないというマチマチな扱いに
前後の号車ではQ SEATの位置を矢印にて案内
平日帰宅ラッシュ時に僅か5本のみの列車にしては気合入っています。
駅構内各所にはポスターも掲示
始まったばかりのタイミングなので、半額告知ではなく開始告知の内容ですw
4・5号車の乗車口付近にはQ SEATの案内を掲示
しばらくは掲示するであろうポスターですが、あくまでも“平日、一部の急行列車”と限定的な書き方をしています。
4・5号車のS-TRAIN、Q SEAT共に利用できない乗車口には、双方に乗れない旨の掲示もあります。
さて、出発まで10分前となりましたのでそろそろ待機列に並びましょう。
といっても、まだまだ出発する列車は多数
19時30分に出る通勤特急元町・中華街行きの方が停車駅も少なくなっており、座れはしないものの激しい混みようか?と言われると…という感じでした。
19時26分発の各駅停車が出ると、お目当ての急行電車がようやく電光掲示板に現れました。
始発の文字が凛々しい、4番線発19時35分の急行元町・中華街行きに乗ります。
このタイミングで、Q SEAT利用の人以外は乗れない旨を示したプラカードが登場
といっても、既に8月から運行を開始していることもあり、着席目当ての大部分のお客さんは前後の車両にしっかりと避けて並んでいるようです。
4・5号車に狙い撃ちして並んでる人も居ましたが、4分後の19時39分発に新横浜線・相鉄線直通の急行湘南台行きが設定されおり、そちら狙いのお客さんというケースもありました。
4112F @渋谷
いよいよ乗る予定の急行電車が入線してまいりました。
見慣れた桜帯のステンレスカーに続いて
真っ赤にラッピングされたQ SEATが入線!
折り返し準備を行ったら順次乗車となります。
既に中央2か所のドアは降車出来ない状態となっており、前後2か所のドアから降車を行っている状態
当然ながら送り込みの上り急行電車は普通にお客さんを乗せてやってきますので、これはちょっと苦しそうな感じ…
乗車します。
前後車両の混みようと比べれば、本当に天国の車内(笑)
渋谷発車時点での乗車率は20名ほど
全員が窓側に座れて、尚且つ隣に人がやって来ない良質な環境…といえば聞こえは良いですが、確かに課題のある乗車率です。
チケットレスサービスで調べた感じ、隣の号車も同じぐらいの乗車率で「大井町線のように1両ならちょうど良かった」という意見も納得ではあります。
逆説的に言えば2両繋がってるから大井町線より空いているように見えるだけで、需要的にはそこまで大差なかったといえる気はします。
渋谷を出発、次の中目黒駅から日比谷線乗り換えで多少のお客さんが来るかな?と思っていましたが、まさかの乗車0
これはかなり意外でした。
日吉までは乗車も降車もなく…という感じでしたが、1人だけ学芸大学から乗ってきて武蔵小杉で降りたサラリーマン風の男性がおり、尚且つ事前購入っぽかったので大変謎であります。
日吉、綱島と同数ぐらいの乗客が下車
降車のボリュームゾーンは横浜市内である点は納得であります。
4112F @菊名
私も目的の友人宅へ向かうために菊名駅で下車
当初乗っていた乗客の半分ほどとなって、横浜・みなとみらい線方面へと出発していきました。
そんな感じで最初で最後となりそうな、東横線Q SEAT乗車レポでした。
昨今だと一番利用が多そうな時間帯でも、各号車定員の半分程度
確かにビジネスとして見るとキツそうだなという感じですし、乗らない方からすると顰蹙買ってるのは間違いないと思います。
乗る側すると、500円払えば隣に人が来ずに進行方向前向きに座れるのはかなりのアドバンテージかと思います(笑)
500円だと正直高い、半額の250円ならまぁ適正かな…ぐらいの感じなんでしょうかね。
座席指定で必ず座れるというのは湘南新宿ラインのグリーン車と比べても良い点と思いますが、如何せん本数が少なくて利用しづらいというのも何とも…
かといってこの感じでさらに増やすの?って批判は当然ながら出るでしょうし何とも難しいところであります。
テコ入れの方向性としてどうなるか、今後の動きは気になるところではあります。