倉吉線廃線跡散策(上灘、西倉吉、小鴨、上小鴨、関金) | 乗りつぶしに行ってきた!

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2023年5月2日(火)

9時 倉吉駅

 

JR山陰本線倉吉にやってきました。

 
 

旧国鉄時代には倉吉線という盲腸線が内陸部に向かって通されていました。路線距離は20km。

開業は1912年で廃線は1985年ということで廃線から実に38年の月日が流れているわけですが、沿線にはところどころ廃線跡が残されているということで、

普通の人ならばレンタカーかバスまたはレンタル自転車で巡るわけですが、己の脚、つまりランニングで巡ることにします。

 

停車駅は倉吉から上灘打吹西倉吉小鴨上小鴨関金泰久寺と続いて終点が山守で全部で9駅存在していました。

まずは倉吉から2.4km先の上灘へ。

単式ホーム1面1線を備える無人駅で、現在は公衆トイレ、モニュメントなどに生まれ変わっています。

公衆トイレはわかったんですが、肝心のモニュメントはスルーしてしまう失態を犯して、

 

 
線路が通されていたと思われる道路は自転車・歩行者専用道となっていて、
 
 
気持ちよく走っていると次の打吹は気づいたら通り過ぎて西倉吉に到着。
 
 
廃線当時は島式ホーム1面2線を備え、さらに貨物ホームも備える有人駅で、ホームの一部は当時のまま保存されていて、
線路や駅舎は一旦撤去されたものの線路はほんのわずかだけ復元され、
 
 
貨物ホームや駅舎があったと思しき広い敷地には公園(ロードステーションにしくら)とトイレとして整備されていました。
 
 
西倉吉から2駅先の上小鴨までは遊歩道(花と緑のふれあいロード)となっていて、
 
 
ほぼ平坦な道を南下して2km先の小鴨に到着。
 
 
単式ホーム1面1線を備えていて、駅舎やホームは撤去されていますが、
跡地は西倉吉と同じく公園(ロードステーションおがも)が整備されトイレも備え付けられています。
 
 
さらに1.8km南下して途中、行き違いができそうな区間も抜けて
 
 
上小鴨に到着。
 
 
単式ホーム1面1線を備えていた無人駅で駅舎やホームの跡地は公園(ロードステーションかみおがも)とトイレに整備されています。
 
 
上小鴨からはのどかな区間を走っていきます。
 
 
4.6km先の関金に到着。
 
 

廃線当時は島式ホーム1面2線の有人駅で、現在は小さめの公園と駐車場となっています。

駐車場はかなり広くて、旅客ホームの他に1面1線の貨物ホームも備えられていたようで納得でした。

 

 

駅周辺は倉吉市役所の関金庁舎があるなど少し栄えた場所になっていて、少し南に足を伸ばすと関金温泉もあり、

浸かりにいきたいところですが、西に3km離れた泰久寺へ向かいます。