野蒜駅

宮城県東松島市にある駅です。

野蒜駅は元々野蒜海岸・奥松島の観光開発のために建設された駅です。

一時期神戸市の須磨海岸にならい、「東北須磨駅」を名乗っていましたが、国有化時に現在の駅名に改称されました。

2011年の東日本大震災では甚大な被害を受け、仙石線の内陸部への移設に伴い駅も高台に移設されました。

駅周辺は「野蒜が丘」という新しい町が造成されています。

 

乗り入れ路線

・仙石線

 

駅舎。2015年に移転した際に建設された駅舎です。

切符売り場。自動券売機が設置されています。

改札口。ICカード用の自動改札機が設置されています。

2022年に無人化されました。

ホームは1面2線。

駅からは遠くに海を眺めることができます。

駅の南側の駐車場から旧野蒜駅方面を眺望することができます。

津波によって全て流されてしまい、まばらに建っている建物は全て震災後に建てられたものです。

旧野蒜駅駅舎は「東松島市震災復興伝承館」として保存されています。

震災発生時は1階部分が浸水したようです。

旧野蒜駅のホームが現在も残っています。

津波はホームをほぼ全て飲み込んだようで、当時の爪痕が今もそのまま残っています。

旧野蒜駅周辺は「東松島市東日本大震災復興祈念公園」として整備されています。

旧ホームの手前には慰霊碑が建てられています。