本日、JR東日本が2024年春に行うダイヤ改正の内容を公表しました。この記事では、JR東日本の普通・快速列車の主な変更点について纏めて行きたいと思います。



  ​中央本線


(中央線快速で使用されているE233系0番台)

まずは中央線について見ていきたいと思います。

現在日中の高尾⇔大月間はピストン運行が行われていますが、このうち5往復について東京⇔大月間直通運転を行うようです。乗り換えが無くなり、利便性が上がりますね。


また、小淵沢19:40発長野行き普通列車が増発されます。


  ​高崎線・宇都宮線


(高崎線や宇都宮線で使用されているE231系)

帰宅時間帯に運転されている高崎線快速「アーバン」、宇都宮線快速「ラビット」の一部列車が普通に種別変更されるようです。


  ​横浜線・根岸線

朝夕通勤時間帯に横浜線と根岸線を直通する列車を平日5往復、土休日7往復増やすようです。


  京葉線

京葉線については正直改悪…という感じですが、

朝夕通勤時間帯に運転されている快速・通勤快速が全て各駅停車に変更となります。

※日中の快速は継続して運行されます。


また1日1往復運転されている勝浦・成東まで直通する列車は上総一ノ宮・成東に運転区間が短縮されます。


  ​新潟地区

日中時間帯に白新線と越後線の直通運転を行うようです。


  ​首都圏 普通列車グリーン券料金改定

首都圏の普通列車グリーン車の料金が大幅に改定されます。

現在は「事前料金」「車内料金」に分かれていますが、改定により「Suicaグリーン料金」「通常料金」の2つに分けられます。また、平日も土休日も同じ料金になります。

【改定後の料金】

~50km  750円(Suica料金) 1010円(通常料金)

~100km 1000円(Suica料金) 1260円(通常料金)

101km~ 1550円(Suica料金) 1810円(通常料金)


特に土休日に長距離を乗る場合はかなりの値上げになってしまうわけですが、今までが安すぎましたしこれは適切な改定だと思いますね。


 ​感想

中央線の東京⇔大月間の直通増加は非常にいいと思います。近年長距離を走る列車は分断される傾向にありますが、こういった試みを増やして頂きたいですね。


京葉線に関しては、通勤時間帯の快速が消滅するということで、特に千葉県から東京へ通勤される方は非常に利便性が悪化してしまうのではないでしょうか。

様々な事情があるのだと思いますが、心配です。


この他にも多くの時刻変更がありますが、大きな変更点のみ取り上げさせて頂きました。詳細はJR東日本のプレスリリースに記載されていますので、そちらをご覧下さい。

JR東日本のプレスリリースはこちら


イベントバナー