2023.12.9 ロマンスカー・VSE(50000形)乗車付き引退記念撮影会⑤ | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

さあ、いよいよ、最終乗車へ。

さあ、準備は整った。

いよいよ自分史上、最後のVSE乗車になる。

万感の思いを込めてタラップへ…


…おおおw


脚立を少し改造したかのような脆弱さに、一瞬たじろぐ。
1人ずつしか乗れないので、これまで時間がかかってしまっていたのだった。
結局乗車完了は14:52、撮影会終了から約17分、発車予定時刻50分ほど前になってしまった。


指定されていた号車は7号車。

歩いていくと、3月の団臨でお世話になった某社の方にバッタリw

やはりこの方も生粋のVSEファンなのだなぁとニンマリ。


指定座席に座り、ようやく気持ちが緩む。

ツアー参加記念品の配布も始まり、指定座席への着席を促されたが…

これまでの団臨乗車などで車内はあらかた回り尽くしていたから、座席でのんびり受け取った。


…そんな中、15:16に構内移動が始まった。


海老名駅構内に差し掛かると…すごい人!


上りホーム新宿方のものすごい状況に、車内から驚きの声が上がる。


ほどなくして、51番線に移動完了。

2月のツアーの時と同じプロセスである。

しばらくは、このまま停車していたのだが…


15:33頃。

クヤ31通過に、また車内がワッと沸き立つ!


これまでは、あくまで自分目線で比較的地味な扱いに感じられたクヤ31だったが…

最近は走っていることに気付くと、オッと注目するようになっている。

今回の記念品類。

3月の団臨乗車時にも記念品類を貰ったが、見事?被りは無かったようである←まだ見てない


そして15:41、出発信号手前まで動き…


15:43。

想像をはるかに超えるとてつもなくたくさんの人の見送りを受けて、約1分遅れで発車。

定期列車の間隙を縫って走るため、往年の高速走行には程遠い。

しかし、独特の連接台車のリズミカルな走行音に、次第に睡魔が襲うことになる。


そんな中、大野総合車両所では解体中の8000形の姿が。

西武鉄道に譲渡の報を聞いてからだいぶ経つが、今後どうなっていくのだろうか。


8号車には、引退に際して発売されたカードセットの告知ポスターが。

通販サイト「きっぷと鉄こもの」のみの限定販売である。

…ちなみに自分も過日購入し、このツアーから帰宅後ポストインしているのを確認した。


16:00過ぎ、鶴川で運転停車し後続の特急を待避。

そこからまた動き始め、新百合ヶ丘でも停車しつつ、睡魔に負けたりもしつつw


16:42頃、新宿地下7・8番線ホームに到着。

地下ホームの入線は団臨・ツアー時のみの極めてレアなケースだったが、これはこの12月9日の

ツアーが最後のこととなり、ある意味貴重な回に立ち合わせていただいたこととなった。


こうして万感な思いを持って下車…といきたかったが、それを冷めさせる出来事が。

お土産の紙袋、取っ手が壊れた!( ̄O ̄;)


スタッフ氏が新しいものに替えてくれて事なきを得たが、やれやれであった。


この地下ホームでは何度も出迎えたり見送ったりしてきたから、今更の感慨は薄い。

とはいえ、それもこれで最後になるのかと思うと、なんとも不思議な気持ちにはなる。


それが周りにもあったのか、今回は一段と人出が増していた。

これもラストラン故のことなのだろうか。


それをさらに後押しするかのように、構内放送では回送の発車時刻をもアナウンス。

サービス精神旺盛なのはいいのだが、と要らぬ心配をしてしまう。


しかしこの日は、見に来た人、乗ってきた人はスマートであったようだ。


17:04頃、回送発車。

最後はパラパラと拍手が起こり、静かに、常識的に見送ることができた。

いつもこうならいいのに、と、どれだけの人が考えたのだろうか?


さぁ、いよいよラストランまであと1日。


乗りはしないが、万感の思いを込めて見送ることにする。


ま、そうなるよね。


西口地上改札口前の写真展も盛況。

知り合いのカメラマンの名前もチラホラと…