半田駅

愛知県半田市の代表駅です。

半田市は知多半島の中心都市で人口は約11万人です。

江戸時代には醸造業で栄え、ミツカンの本社も市内にあります。

半田駅は半田市の代表駅ではありまあすが、名鉄河和線の知多半田駅の方が市街地に近く、利用客数も圧倒的に多いです。

しかしながら、歴史は非常に古く1886年に開業しています。

現在半田駅は立体交差事業が進んでおり、開業時からの光景は日に日に姿を消しています。

 

乗り入れ路線

・武豊線

 

旧駅舎。明治時代の駅舎をリニューアルして使用していました。

立体交差化に伴い仮駅舎が建設され、現在は撤去されています。

駅前。金融機関が多いイメージです。あまり賑わっている感じはしません。

駅舎内。スペースは広く何脚もベンチが設置されています。

改札口。武豊線は電化開業時に集中旅客サービスが導入され、半田駅以外の駅は全て無人化されました。

他の駅に簡易自動改札機が導入されたのに対し、半田駅はICカード用の自動改札機が引き続き設置されていました。

2023年現在自動改札機とお客様サポートサービスが導入されています。

ホームは1面2線。木製の立派な上屋が設置されていました。

昔は2面3線だったようで、1番線は欠番となっています。

半田駅には1910年から残る古い跨線橋がありました。

「建設当時から同じ場所にある跨線橋」としては日本一古いものでした。

跨線橋を支える柱も非常に立派です。

今でこそローカル線である武豊線ですが、元々東海道本線を建設するために開業した重要な路線であるため、このような立派な跨線橋が建設されたのでしょう。

跨線橋内部。

壁は木製です。非常に歴史の感じられる内装でした。

跨線橋内にあった案内板。「JR」の文字がオレンジ色のため「JR東海では最古の橋」と解釈すればいいのでしょうか。

山陰本線にはこれより古い跨線橋が現存します。

跨線橋の脇には跨線橋とほぼ同時期に建設されたランプ小屋がありました。

画像:半田市

こちらが高架化後の半田駅のイメージ。

跨線橋とランプ小屋は高架化に伴い解体・撤去される予定でしたが、駅前に広場に移築されるようです。

駅の近くに保存されているC11形も駅前に移動するようです。