大昔の鉄道の文書でも「令」の字の下は「マ」だった | 鉄道きさらんど

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今月2日の中日新聞夕刊によると、かつては自治体の窓口や職員によっては手書きの役所への届け出の書類は令和の「令」の字の下が「マ」だと突き返されることがまれにはあるという。

 



しかし、PCのワープロや電算化した今の戸籍では「令」の下は「マ」ではないが、手書きの場合は「マ」でも間違いではない同じ漢字として扱うというのが文化庁の見解とのことで、今はどこの役所に行っても受理されない例はないとのこと。

 

今のように企業や役所の文書がデジタル化されていない昔は勿論どんな文書も手書きだった。4年前にブログに書いたが、JR四国多度津工場に保管されている大正時代の四国の鉄道職員の辞令の表紙は「令」の下は「マ」。字として間違っていないのは勿論、なんでも手書きの時代は「マ」と書くほうが主流だったのかもしれない。