さて、撮影会は順調に進んでいく。
終始穏やかに、天気も快晴。
最後の撮影会、胸に刻みつけて
15分ずつの左右ポジションチェンジと、およそ5分間の“引き”の後はいよいよ…
待望の“フリー”へ!!
ここぞとばかり接近…
と思いきや、駆け出す人なぞいないw
有料撮影会故の気持ちの余裕があるのか、想像していたより遥かに穏やかである。
さらには、線路上にVSEのNゲージを置いて並べる人もいて喝采が起きるw
次第に、今までのファミリー鉄道展のような自由な雰囲気になってきた。
とはいえ誰も咎める人はおらず、穏やかに事の推移を眺めながら撮る人が多数。
過去のヘッドマークステッカーを出してくる人がいたりしつつ…
これまでのVSE撮影で、ホーム上を除くと史上最接近に。
過去に展示されていたファミリー鉄道展の時は、何故だったか思い出せないのだが車両展示には
(たぶん)足を運んでいなかったようなので、この場所では最初で最後の撮影に。
改めて、色んな意味で“早過ぎた”と言っていい名優VSEとの別れを惜しみシャッターを切る。
VSEはVSEにしかならず、VSEのまま使命を全うしていく。
と…
左側を、撮影会とは違う人たちが集まり始めた。
この日、乗車のみのツアー枠もあり、それの参加者たちだったのだ。
俄に周囲が賑やかになり始める中、撮影会はラストスパート。
だんだん日も傾きはじめ、また新たな表情を見せてくる中シャッターの頻度も上がる。
そんな中、車掌氏が掲げた誰かのお手製のペナントが格好の被写体になるw
加熱していく一方のシャッターに、
私がいていいんですか?!
と車掌氏が困惑してまた大爆笑www
いいんです!なんて返して、笑顔が周りに広がる撮影会が続く。
さらに、先程出てきたヘッドマークステッカーも出てきて…
14:35、撮影会は終わった。
しかし、海老名駅の発車予定時刻は15:42。
まだ1時間以上時間がある、かつ乗車が遅々として進まない…
そんな中で、なし崩し的に始まる“ある事”があった。