このところずっと「夢の旅路のその先へ」と名付けて先月旅行した秋田県から青森県にかけての五能線の乗車記を綴っていますが、あまりにも延々と続けているのでこのあたりで小休止の意味も込めて違う記事をアップしようと思います。
みなさんの多くがそうであるように私の職場でも師走恒例の忙しさに追われています。
昨夜は仕事を片付けたのが遅くなってしまい、帰宅したのは23時を回っていました。
今日の私は休日なので疲れていたこともあり、一旦目覚めた後で二度寝してしまいました。
雨も上がったので出かけることにしました。といっても起きたのは遅いし、夜は息子と飲むことになっているので軽く外食して散歩でもするくらいなものですが•••。
電車に乗って上野に出ました。
東京メトロ日比谷線上野駅
(写っている車両は東武鉄道70000型)
日比谷線の北千住寄りの改札口を出て階段を上がった先は個人的に「上野追分」と勝手に名付けている部分。左は地上への出口、右は東京メトロ銀座線上野駅改札口、さらにその先にはJR東日本上野駅中央改札口とみどりの窓口が待ち構えています。
右へ行ってしまうと足が勝手にみどりの窓口へ入って手が勝手に財布を取り出してとんでもないところまで乗車券と新幹線の指定席券を購入してしまうので右へ向かおうとする足を叱咤しつつ左へと進みます。
午前中の混雑も消えて昼過ぎのわずかな閑散とした通路。
地上に出たところを通るのは昭和通り(国道4号線)。この国道を北へ向かえば台東区と荒川区の区境近くにある大関横丁交差点から日光街道と名を変えてさらに奥州街道となって宇都宮〜福島〜仙台〜盛岡〜青森へと至る東北地方の大動脈となります。
東へ足を向けて浅草通りに入ります。
浅草通りは上野と浅草を結ぶ幹線通りであり、この二つの門前町を結ぶだけあって仏具店などが並んでいて大通りながらどこか落ち着いた雰囲気も漂わせています。途中に下谷神社がある関係から仏具店だけでなく神具店も並んでいます。
空が晴れてきたので下谷神社の鳥居脇の銀杏を撮影しました。
日差しに黄色く輝く銀杏の木ですが、その下に駐車している車は悲惨なことになっていました。
ほどなく銀座線稲荷町駅がある稲荷町交差点。
年に何回来ているんだろう•••東京では私が一番好きなラーメン屋さん。
今日の気分は味噌チャーシュー麺(平打ち太麺)だったのでこちらの食券を購入(玉ねぎトッピング)。
食後はさらに浅草通りを浅草方向に歩いて合羽橋道具街の入口を通り過ぎて田原町へ。田原町から国際通りを右折します。
蔵前付近で江戸通り(国道6号線)と合流。江戸通りという名も都心部だけで隅田川を渡って墨田区に入ると水戸街道、さらに北へ進めば陸前浜街道となって茨城県〜福島県〜宮城県の太平洋沿岸部を北上します。
やってきたのは浅草橋。
浅草橋駅は「浅草」の名が付きますが、浅草寺などがある浅草からは少し離れています。江戸時代にはここに江戸城の見張り門のひとつである浅草見附が置かれていたことや浅草橋という橋が架けられていたことが地名の由来と伝わります。
ラーメンを食べて稲荷町から浅草橋まで歩いてきたのは、逸品会で買い物をしようと思いついたからでした。
野菜チップスやおかき、洋菓子等が揃っているお店で、小さい店舗ですが著名人も多く買いに訪れるというお店です。お値段もそれなりに張ります。あれもこれもなんて買ったら何千円も出費してしまいますが、その価値はあります。
私が好きなのは納豆巻きとじゃがいもチップスとアップルリーフ、そしてオクラチップです。でもじゃがいもチップスは品切れでした。
帰りはJR東日本浅草橋駅から総武線に乗って次の秋葉原駅で地下鉄日比谷線に乗り換えて帰ることにしました。