思い出したかのように姫路駅の話…
関西発の鉄道旅の場合、要衝となるのが東の米原と西の姫路。
どちらも在来線から新幹線へ、あるいは新快速から普通列車へ乗り換える駅として利用する機会は多いのですが…その趣は大きく異なります。
この世の果て?感のある米原駅の在来線ホームにあった駅そば「井筒屋」が閉店してから久しいですが、姫路駅の駅そば「まねき」はこの日も盛況。
立ち食いスタイルとは言え、昼時や夕刻は混雑しますので、少し時間をずらして訪れるのが良いと思います。例外を除き、朝6時から開いています。ありがたいですね。
5・6番線にある店舗の外観は急行型気動車のような意匠。もちろん7・8番線ホームと同じ「まねき」の店舗なので、味は同じ。混雑具合を見計って選択するのも一考。
さて、肝心のえきそば。管理人は画像の「とり天」派です。
先ずはホクホクのとり天を一口。
そして麺を頂きつつ出汁を衣に吸わせ、ふわふわになっていくとり天をまた一口…
味は好みが有ると思いますが、出汁は「蕎麦」というより「うどん」寄り。
よくここの名物は「ほぼ衣…の海老天そば」と言われますが…とり天はしっかりとした鶏肉を味わうことが出来ますのでこちらをお勧めします。
お値段は580円。
因みに…お財布の中身が許すなら、一個110円で追加トッピングも可能です。800円でとり天五個乗せ…というオーダーも有り?
そういえば「えきそば」ばかり取り上げられがちな「まねき」ですが、しっかりと券売機を見れば、うどんやビーフカレー、助六寿司があったり、そば自体もチーズえきそば、姫路たこやき駅そば、甘辛牛すじ煮えきそばなんかも有ったりするので、一度お試しあれ…。
姫路駅を境に列車の運転本数、編成数は大きく変わるので、個人的には西側から入り、着席する為に新快速を一本見送るタイミングで「まねき」を訪れるのが一番効率がいいかなと思います。
ところで、どうしても「姫路駅のホームで立ち食いをしたい…」という方でなければ、大阪梅田の阪神百貨店の地下のスナックパークにも店舗が有るので、JR、阪神、阪急、地下鉄への乗り換えのタイミングでまねきの駅そばを味わうことも出来ます。
既に説明不要な唯一無二の「黄色いえきそば」。まだ食べた事のない貴方は是非…