先日投稿した記事です。
JR北海道の鉄道事業者としての活力の衰退は目を覆うばかりですが、国鉄形の引退でいよいよ「会社存亡の危機」に瀕している感すらあります。
(左)3003M 特急スーパーホワイトアロー3号 785系6連[札サウ]
(右)3955D キハ40[札ナホ]
1992.8.26 札幌
この記事についても「JR北海道の苦境は、あくまで分割の制度設計のミスで、こじつけが過ぎる」というお叱りは、重々承知しております。
しかし2001年のGWで函館に行った時のJR北海道は、相当の活力がありました。
函館折返しの快速「海峡」を見ていると、客車列車なのに折返し時間は20分強、その間に手際よく客車を増結する様子は目を見張るばかり、国鉄時代にはこれほど効率よい構内作業ダイヤは組んでいないでしょう。
それから4年後、2005年頃からJR北海道の「不手際」が目立ち始めますが、この間にベテランの大量退職などもあったようです。
国鉄形の引退は直接の原因というより、たまたま時期が一致しただけでしょうが、どうしても気のせいとは思えないのです。
東急から「ロイヤルエクスプレス」を借りるくらいなら、なぜ「北斗星」「はまなす」を廃止したのか…
3724D 快速しれとこ
キハ56・27[釧クシ]
1992.8.24 釧路
所定キハ54単行より、活気を感じました。