船橋駅【千葉県】(東武野田線【東武アーバンパークライン】。2022年ほか訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】シリーズは、
千葉県船橋市の中心市街地に位置する東武野田線【愛称:東武アーバンパークライン】の終着駅で、JR総武線快速、中央総武線各駅停車との乗換駅、また南口のすぐ近くには京成船橋駅もあり、京成本線とも乗換可能な、
船橋駅 (ふなばしえき。Funabashi Station) です。
 
尚、今回は東武アーバンパークラインの駅についてのみ紹介いたします。 
JR線の駅の記事につきましては以前UPいたしました⇒記事はこちら。 
 
 
駅名  
船橋駅 (TD 35)  
 
所在地  
千葉県船橋市  
 
乗車可能路線  
東武鉄道:野田線【愛称:東武アーバンパークライン】  
  
隣の駅  
柏方・大宮方……新船橋駅  
  
乗換可能駅  
JR東日本:総武快速線【総武線快速】中央・総武緩行線【中央総武線各駅停車】   

……船橋駅まで徒歩5分  
京成電鉄:本線……京成船橋駅まで徒歩9分  
  
訪問・撮影時  
2020年3月(駅外)、2021年12月(改札)、2022年8月(車両、ホーム)  
 
 

船橋駅は東武・JRとも高架駅で、各社とも高架下(東武はホームを包容する駅ビル直下)に駅舎と改札口があります。
1階改札外コンコースは南北自由通路を兼ねており、出入口には段差がなくバリアフリーに対応しています。
 
写真は東武側の北口(東武口)です。南南西を望む。
北口側は東武が管理していて、出入口前には東武百貨店船橋店が入居する駅ビルがあります。
駅ビル2階に改札口が、3階にホームがあります。
以前は南口西側に西武百貨店があり、北に東武、南に西武といった状態でしたが(池袋駅は東に西武、西に東武)、西武百貨店は閉店してしまいました。
北口にも駅前広場があり、北口バスターミナルとタクシー乗り場が設置されています。ペデストリアンデッキもあります。
 
 

北口駅前です。ペデストリアンデッキより北を望む。
駅前は再開発されており、左前方にある「船橋ツインビル」には「イトーヨーカドー船橋店」や「船橋ロフト」などが入居しています。
こちらも駅前は市街地ですが、駅を少し離れると住宅街が広がっています。
約800m北西の住宅街の中には東葉高速鉄道東葉高速線の東海神駅があり、徒歩圏内です。
 
 

 

こちらはJR側の南口(JR口)です。いずれもペデストリアンデッキより上写真は北西を、下写真は北を望む。
出入口は高架下に開口しています。出入口西側(左)には駅ビルがあり、低層階および高架下の東西にはJR東日本系の商業施設「Shapo船橋(シャポー船橋)」が入居しています。駅ビルの高層階は「JR東日本ホテルメッツ船橋」が入居しています。
また、ペデストリアンデッキが後方にある複合ビル「船橋フェイスビル」と左側の旧・西武百貨店船橋店に延びています。「船橋フェイスビル」内を通り抜けることで京成船橋駅の改札階(2階)へ行くことができます。
南口には手狭ながらもロータリーを有する駅前広場が整備されていて、南口バスターミナルとタクシー乗り場が設けられています。
そして、下写真の前方には北口の駅ビル(東武百貨店船橋店)が見えます。
 
 

南口駅前です。南を望む。右後方に南口出入口があります。
駅南側は船橋市の中心市街地が広がっていて、商店が多いです。
駅前の一部を除き再開発は行われておらず、どちらかと言えば雑然とした市街地になっています。東側(左側)は歓楽街で、居酒屋が多いです。
また、駅から少し離れると住宅街になっているのが特徴的ですが、これは衛星都市の主要駅ではよく見られる光景です。
そして、写真奥には京成本線の高架橋があり、奥に延びる駅前通りを跨いでいます。駅前通りの西側(右手)に京成船橋駅があります。前述の通り、船橋駅からはペデストリアンデッキと右前方の「船橋フェイスビル」内を経由して京成船橋駅へアクセス可能です(もちろん、駅前通りを経由してもアクセスできます)。
 
 

東武線の改札口は1階にあるJR線中央改札口とは違い、駅ビル2階(ホーム高架下)に改札口があります。
1階と2階コンコースの間は階段・上りエスカレーター・エレベーターで結ばれていて、バリアフリーに対応しています。
また、1階と2階コンコースにはそれぞれ東武百貨店船橋店の出入口があります。
写真は南北自由通路より西を望む。右が北口、左がJR線・中央改札口および南口、京成船橋駅方面です。
 
 

 

2階にある改札口です。上写真は西を、下写真は北西を望む。
後方に1階への階段等があります。
尚、JR線との乗換改札はありませんので、乗換えの場合も1階に降りて下さい。
  
駅員配置…………あり(有人駅)。
自動改札機………あり(13通路)。  
ICカード…………『PASMO』のエリア内。
有人通路…………あり(右端。ウォークイン形式。点字ブロック設置)。
幅広通路…………あり(一番右)。
窓口………………あり(有人通路内にカウンター式の窓口あり。自動券売機手前に定期券うりばあり)。
自動券売機………あり(改札口の右手前。ICチャージ可。特急券購入可能機1台あり)。
自動精算機………あり(ICチャージ可)。
トイレ……………改札内外(改札外は北口駅前広場と東武百貨店にあり)。
多機能トイレ……改札内外(改札外は東武百貨店4,5,7F。北口駅前広場は車いす対応トイレです)。
付帯設備…………改札内にドトールコーヒーショップ、くすりの福太郎、クイックマッサージ店があります。
売店………………なし。  
コンビニ…………駅構内にはありませんが、南隣のJR駅改札外、そして南北の駅前にあります。
 
そして3階ホームとの間は階段・上りエスカレーター・エレベーターで結ばれていて、バリアフリーに対応しています。
 
 

1番線に設置の、時刻表や路線図などと一体になっている建植式駅名標です。駅名標のみ電照式です。
東武鉄道の標準デザインで、中央の矢印は東武アーバンパークラインのテーマカラーであるフューチャーブルーとブライトグリーンが使用されています。
また、駅ナンバリング「TD 35」も併記されています。船橋駅は東武野田線の終着駅なので、番号は当駅が最大となっています。
 
 

 


駅構造……高架駅(実際は東武百貨店船橋店ビルの3階部分にホームがあります)。東西方向。
配線………島式ホーム1面2線(頭端式ホームではありませんが、終端部が駅ビルに阻まれています)。
 
左(南)が1番線、右(北)が2番線で、いずれも上り柏・春日部・大宮方面です。
種別・行先などによる明確な番線の使い分けはしていないようです。
また、2011年以前はJR線からの通し番号で、5番線(現1番線)、6番線(現2番線)と案内されていたようです。
  
ホーム有効長……6両分。
ホームドア………あり(2014年設置)。
ホーム幅…………手前の終端方は広いですが、奥の大宮方へ向かうごとに狭くなっていきます。
上屋(屋根)………全6両分に設置(終端方約4両分は駅ビルに覆われています)。 
ホーム上設備……ベンチ、飲料自動販売機、冷水器。
 
従来は6両編成の列車のみの運行でしたが、今後は5両編成に短縮される予定です。
終端方4両分は駅ビルの支柱が至る所にあるため、ホーム幅は広くても圧迫感があります。
 
写真は2枚とも柏方・大宮方を望む。
 
 

 

上写真は1番線より、下写真は2番線より、2枚とも終端方を望む。右が1番線、左が2番線です。
手前の大宮方約2両分は駅ビルからはみ出しているため、上家が設置されています。
また、電車が停車しているので見えませんが、1番線の右側やや低い位置にはJR線・船橋駅のホームが並んでいます。
 
 

 

柏方・大宮方を望む。
左手にはJR線・船橋駅のホームが見えます。
また、前方には両渡り線があります。複線区間は柏駅を越えて運河駅まで続きます。
この先、高架区間で右へカーブしてJR総武線と分かれ、引き続き右へカーブしながら住宅街の中を走ります。途中、東葉高速線の東海神駅西側を通過しますが、東武線には駅がありません。その後は針路を北に取り、住宅街の中を走り続けると沿線にマンションが増えてきて、高架駅である新船橋駅へと至ります。イオンモール船橋への最寄駅です。
 
 

 

 

上写真はホーム中央より、中写真は1番線より、下写真は2番線より、いずれも終端方を望む。
ホーム終端部には乗務員詰所があり、一般客は立入禁止になっています。立入禁止部分のホームは乗務員通路(1番線側)、物置代わり(2番線側)として利用されています。
その先でホームも線路も尽きてしまい、立ちふさがる壁の向こう側は東武百貨店船橋店3階フロアです。
この構造から、これ以上の延伸は全く考慮されていません。まぁJR線と接続できていますし、そもそも船橋自体が京成のテリトリーなので、東側や南側への延伸の可能性はゼロに等しいでしょう。
 
 
あとがき  
私が東武の船橋駅で下車(乗車)したのは2006年、2011年、2022年の計3度です。2006年は野田線の乗りつぶしの際、2011年は野田線の車窓風景撮影の際、そして2022年は東武アーバンパークラインの全駅訪問をすべく、いずれも改札を通っています。東武アーバンパークラインの終着駅で、乗降客が多いですが1面2線と規模は小さいです。南側にはJR総武本線の駅が並んでいます。高架下に駅舎があります。京成船橋駅はやや離れた南にあります。駅前は市街地で、大型商業施設が複数見られますが、南口の西武百貨店は閉店してしまいました。
  
新宿駅からですとJR中央総武線各駅停車の津田沼行き(御茶ノ水行きを除く)に乗車して乗換なしで船橋駅下車が最も楽ですが、御茶ノ水駅までは中央線快速、錦糸町駅から先は総武線快速を利用すれば速く移動できます。船橋駅の中央改札口を出て左へ、JR駅の北隣に東武線の船橋駅があります。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅または東京駅へ。そして横須賀線~総武快速線の千葉方面列車に乗り換えて船橋駅下車すぐです。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、コンビニはJR駅改札外に「NewDays」があり、駅前にも他のコンビニが複数あります。飲食店も駅前にチェーン店を含めて多数あります。事前に用意しなくても大丈夫です。
 
大阪からの到達難易度もそう高くありません。東武アーバンパークラインを乗り鉄の際は、船橋駅ですぐに乗り換えたり電車に乗ったりせずに、ぜひ一度は駅も観察してみて下さい!
 
(参考:東武鉄道のHP、東武百貨店のHP、JR東日本のHP、Google地図、Wikipedia)