マイクロエース小田急9000形 地下鉄乗入仕様車整備その3 ~減光カバー~ | ダイス・クエイドのブログ

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前回室内灯にオレンジフィルムを貼ることにしましたが、やはり明るさが気になってTORMの減光カバーを付けてみました。

▼プリズムの上からオレンジフィルムを貼った室内灯


▼こちらはプリズムを減光カバーに交換したもの

減光カバーは不透明の白いプラスチックなので、装着すると当然LEDが見えなくなります。

「こんな物付けたら光が見えないのではないか?」

と思いがちかもしれませんが、点灯してみると

白いプラスチックを光が透過していて、思っていたよりもかなり明るく光っています。

※減光カバーは既に一度使っていますが、こうして車両に取り付けない状態で点灯させてみたのは初めてなので、意外と明るく見えることに初めて気が付きました。


また光が弱くなったものの、光が透明カバーよりも拡散していているのは模型的には良いのかな…と思います。

車両に取り付けて、オレンジフィルム付きと比較してみました。

▼左:減光カバー取り付け  右:オレンジフィルム貼り付け

当然明るさは全然違います。こうして見ると減光カバーを取り付けた方は点灯していないようにさえ見えます。

自然光が入る部屋や、照明の明るいレンタルレイアウトで走らせるのなら、減光カバー無しの方が良いかもしれません。模型としても車両からストラクチャー等まで、これ位明るい方が見ていて楽しい気がします。

それでも改めて寄って撮影してみると…

減光カバーを付けた車両の控えめな明るさ、これもリアルで良いなと思います。

 

カメラの位置を変えて、減光カバーを取り付けた方のみを改めて撮影。

こうしてじっくり見てみると、減光カバーを付けるといい感じの明るさに見えます。

 

室内灯の光が弱い分、小田急通勤型車両の白い車体の美しさをより引き立てているような…上手く言い表せないのですが、何とも言えない雰囲気の良さを感じます。

※私の部屋が北向きで、太陽光が入らないので元々あまり明るい部屋でないというのも、きれいに見える理由の一つかもしれませんね……。


室内灯、前回の記事ではオレンジフィルム貼り付けで決まりとなっていましたが、今回の比較で、減光カバー付きに変更することにしました。

減光カバーは手元に10両分無いので、今度タムタムにへ行った時に買い足す予定です。

…ただ、減光カバーを使うと当然その分付属のプリズムが余るので、今度他の車両にTORMの室内灯を付ける時には

透明のプリズムを白く塗ったら減光カバーの代用になるのか? 

 

そんなことも試してみたいと思います。

 

TOMIXとKATO純正室内灯以外の選択肢が出てきた頃から、またはグランライトが登場したあたりから、室内灯はとにかく明るい方が良いというのが流行だったのが、最近になって明るさを抑えた方が良いという方向にも風向きが変わってきたように感じます。

減光カバーという製品が出てきたのも、グランライトに光量を抑えたタイプが登場してきているのもその流れの一つなのでしょう。


室内灯選びで二転三転して手間取りましたが、紙貼りの作業自体はゆっくりと進めてきているので、既に紙貼りは4両編成と6両編成それぞれのモーター車を残すのみとなりました。
年末、少し忙しくなってきていますが、これなら予定通り年内に作業を終えることができそうです。