年明けに実行する「岩手県内私鉄乗りつぶしの旅」の準備に着手しました。
太平洋側ですので積雪はあまり心配してないのですが、沿岸部を運行する三陸鉄道は「風」に弱そうです。
言われてみれば・・・
今回のブログは、この旅で乗車する路線の0キロポストの存在の確認です。
今回乗車する私鉄は
青い森鉄道(起点「目時駅」)
IGRいわて銀河鉄道(起点「盛岡駅」)
三陸鉄道(起点「盛駅」)
の3路線になります。
で、早速ネットで調べてみました。
どうやら「青い森鉄道」と「IGRいわて銀河鉄道」はもともとJRの東北本線ですので、この東北本線のキロ程を引き継いでいるようで、0キロポストは存在しないようです。
となると起点東京駅から盛岡駅・目時駅のキロ程となる「駅中心」を探すことにしましょう。
言われてみればそうですよね。
続けて「三陸鉄道」
この路線の起点は盛駅。
しかしこの路線は歴史的経緯が複雑で、今の運行経路に至るまでいろんな路線を吸収しつつ、新たな区間も建設し、今に至っています。
①盛駅~釜石駅間
旧国鉄盛線(盛駅~吉浜駅)を引き継ぎ、旧国鉄が建設を中断していた吉浜駅~釜石駅間を同社が建設を再開させて三陸鉄道「南リアス線」として誕生した路線。
ですので起点駅は「盛駅」とされ、0キロポストが盛駅構内に設置されているそうです。
②釜石駅~宮古駅間
三陸鉄道開業時に同社路線を分断していた区間でJR山田線の一部でした。
なのでこの区間のキロ程は宮古駅⇒釜石駅に向かって増えており、現状のキロ程とは逆向きになっています。
なのでこの区間だけを切り取ると0キロ地点は盛岡駅となります。(盛岡駅に山田線の0キロポストは確認できず)
③宮古駅~久慈駅間
旧国鉄宮古線(宮古駅~田老駅)と旧国鉄久慈線(久慈駅~普代駅)を三陸鉄道が引き継ぎ、田老駅~普代駅間を三陸鉄道がつないだもの。
ひょっとするとこの区間の0キロポストが「宮古駅」「久慈駅」に残っているかもしれませんので、今回行く「宮古駅」構内を探してみます。
以上のようにいくつかの路線の譲渡を受け、さらに独自に各路線を繋ぎ、いまでは1本の路線になったものです。
それぞれの旧路線に0キロポストはあるかもしれませんが、現在の三陸鉄道は「盛駅」を起点として終点「久慈駅」までキロ程が伸びていますから、あくまで今回の乗りつぶしでは「盛駅」の0キロポストを発見できれば「よし」としましょう。
おやすみ~