JR西日本の車両工場、下関総合車両所(下関市幡生宮の下町)。最近は岡山電車支所に配置されていた113系B-11編成の解体が進んでいるほか、踏切事故を受け入場していた105系U03編成の復帰も近づいているようです。12月6日と9日に現地周辺を訪れてみました。

 

 

解体が進む113系B-11編成の(手前から)クハ111−2118、モハ113−2046。車両所北側の陸橋からは残り2両は確認できませんでした。周囲に解体された冷房装置などが積まれていて、既に姿を消してしまったようです=6日

 

 

陸橋から見た留置線の全景。右から115系3000番台N-06編成、113系B-11編成、チキ5527、キハ47 148と3004、キハ120 323、105系(クハ104-12?)、さらに写真左端にも115系がいるようです=6日

 

 

キハ47 3004と148は、いつの間にか連結順が入れ替わっていました。乗務員室の窓に「解体禁止」の貼り紙が見えましたが、内装解体が行われる位置に留置されていて、今後の動きが気になります=6日(車両所沿いの道路から)

 

 

キハ120 323はよく見るとミラーが外されているようで、ガムテープで塞がれています=6日(同)

 

 

 

12月6日は久しぶりに訪れたのですが、陸橋から見る限りはあまり動きを感じませんでした。ところが9日に近くを通ったのでもう一度立ち寄ってみると、105系を中心に少し変化が見られました。

 

 

陸橋から見た下関総合車両所の留置線。左から岡山の115系A-16編成、DEC700-1、クモハ42001、105系U03編成のクモハ105-12=9日

 

 

屋外に出ていたクモハ42001。美しい状態を保っています=9日(車両所沿いの道路から)

 

 

バイオディーゼル燃料試験が行われているDEC700-1も近くから見られました=9日(同)

 

 

 

105系U03編成は10月15日の宇部線での踏切事故を受けて入場中でしたが、12月9日には留置車両(クハ104-12?)の姿が見えなくなり、逆に修繕中だったクモハ105-12が顔を出していました。おそらくU03編成として2両が組成されていると思われ、復帰が近づいてきているようです。

 

宇部線では12月3日にも車両故障により105系U01編成が運用離脱。現在は123系が代走していますが(クモハ123形を2両連結)、もうすぐ見納めになるかもしれません。