皆さん,こんばんは。
本日は「静岡区の211系」第2弾として,LL編成について画像を御紹介したいと思います。
SS編成が新製当初から静岡車両区であるのに対して,LL編成は2006年10月に大垣車両区から静岡車両区に転属してきた編成です。
【LL1編成】
2021/12/04 静岡駅にて撮影
東海道線 普通列車 浜松行き
大学病院の看護助手に就任後,約2ヶ月が経過した12月初旬の週末,「掛川グランドホテル」に1泊した翌日の朝,静岡駅で撮影。
【LL4編成】
2022/01/07 熱海駅にて撮影
東海道線 普通列車 静岡行き
2022年1月,「年の初めの鉄旅」ということで静岡地区を訪問して撮影することにした。旅の1~2日前に首都圏で雪が降って,溶け残った雪が線路内やホーム上に一部残っている。
【LL5編成】
2021/12/04 静岡駅にて撮影
東海道線 普通列車 豊橋行き
PCに保存されている画像データ上の撮影時刻が8:55となっている。時刻表を調べてみると,三島駅を7:48に出発する列車である。豊橋到着は10:58ということであり,三島から豊橋までの所要時間は途中駅での停車時間を含めて3時間10分である。
同じ距離を近い時間帯で発車する新幹線に乗車すると,次の通りである。
「こだま703号」新大阪行き
07:55 三島
↓ 所要時間:67分(1時間7分)
09:02 豊橋
新幹線の中では各駅停車の「こだま」号でも,東海道線普通列車の約3倍の速さで走破する。
Twitterで「JR東海は在来線を軽視して新幹線に誘導している」という言説を見かけることがあるが,本当にJR東海が「在来線を軽視して新幹線誘導を進めている」と言えるであろうか?
一日数本とはいえ,これほどの長距離普通列車を運行している路線は貴重である。運行系統の分断が進んだ現在のJR各社にあっては,主要拠点駅で何回も乗り換えを強いられる運行体系にすると考えられる。この列車も「三島発・静岡行き」と「静岡発・豊橋行き」の2列車に分断されても不思議ではない。
【LL6編成】
2023/01/05 静岡駅にて撮影
東海道線 普通列車 島田行き
1月の15時台ということで,西日を浴びて走る211系はステンレス製の車体が光って絵になる。写真の右下に180という縦書きの標識があるが,これは東京駅から180kmの地点であることを示すキロポストである。
このような標識を見ると「遠くまで来た」と実感し,「東海道線は偉大なる幹線である」ということを実感できる。
【LL7編成】
2022/05/06 静岡駅にて撮影
東海道線 普通列車 豊橋行き
本記事では2回目の登場となる「豊橋行き」である。この列車は13:16に沼津駅を発車し,14:09に静岡駅に到着。14:21に静岡駅を出発して,16:18に豊橋駅に到着する。12分間の停車時間で列車の増結が実施される。
沼津から3両編成でやってきた列車は前に2両,空車を増結する。駅の発車標では「この列車は当駅で前2両をつなぎます」と案内されている。
【LL8編成】
2021/12/03 静岡駅にて撮影
東海道線 普通列車 浜松行き
【LL9編成】
2022/03/25 静岡駅にて撮影
東海道線 普通列車 島田行き
【LL10編成】
2021/03/19 掛川駅にて撮影
東海道線 普通列車 静岡行き
2021年3月「名古屋・静岡の旅」5日目,清水の「東海大学海洋科学博物館」見学に行く時の朝に撮影。同博物館は本年3月31日をもって有料の一般入館を取りやめた。その後,開館日を大幅に限定して予約制での入館となっている。
【LL11編成】
2021/03/17 豊橋駅にて撮影
東海道線 普通列車 浜松行き
2021年3月「名古屋・静岡の旅」3日目,掛川へ向かう途中のこと。豊橋駅の駅ビル「カルミア」にある洋食店「開明軒」で昼食後,撮影。
【LL12編成】
2023/01/05 静岡駅にて撮影
東海道線 普通列車 豊橋行き
【LL13編成】
2023/01/05 静岡駅にて撮影
東海道線 普通列車 熱海行き
【LL14編成】
2022/01/08 豊橋駅にて撮影
東海道線 普通列車 熱海行き
【LL15編成】
2022/03/25 静岡駅にて撮影
東海道線 普通列車 浜松行き
【LL16編成】
2022/03/25 静岡駅にて撮影
東海道線 普通列車 島田行き
【LL17編成】
2022/03/25 静岡駅にて撮影
東海道線 普通列車 浜松行き
【LL18編成】
2021/03/17 浜松駅にて撮影
東海道線 普通列車 沼津行き
【LL19編成】
2021/03/20 静岡駅にて撮影
東海道線 普通列車(当駅止まり)
【LL20編成】
2021/03/17 浜松駅にて撮影
東海道線 普通列車 熱海行き
地図で見ると「横に長い」静岡県であるが,浜松駅で見る「熱海行き」の表示が,全てを物語っている。ここ浜松から掛川,金谷,島田,焼津,静岡,富士,沼津を経由して熱海まで走る列車は,まさに「静岡横断」の列車である。
今後315系が静岡車両区に配備されるにあたって,運行系統の整理や長距離運行の普通列車が区間短縮されるか,列車の編成両数が大幅に変更されるかなども注目点である。