今回の『駅【簡易版】』コーナーは、
大分県南部、豊後大野市の東寄り、山あいの農村部に位置する豊肥本線【愛称:阿蘇高原線】の駅で、2005年に木造駅舎から小屋のような簡易駅舎に改築された、
菅尾駅 (すがおえき。Sugao Station) です。
尚、写真は2011年撮影と古く、現在は変化が生じていると思われます。
また、写真の数が少ないですが、ご了承下さい。
駅名
菅尾駅 (駅番号なし)
所在地
大分県豊後大野市 (旧・大野郡三重町)
乗車可能路線
JR九州:豊肥本線 【愛称:阿蘇高原線】
隣の駅
熊本方……三重町駅
大分方……犬飼駅
訪問・撮影時
2011年10月
列車内より駅舎を撮影。
菅尾駅は東側に2005年改築の簡易駅舎があります。
駅外との高低差は階段とスロープで解消、さらに駅舎直結の上り熊本方面1番のりばまで段差なく移動可能です。
しかし、下り大分方面2番のりばとは階段のみの跨線橋でしか結ばれていないことから、菅尾駅はバリアフリー非対応です(1番のりばのみ対応)。
小さな駅前広場があります。
無人駅で、駅舎内に自動券売機があります。『SUGOCA』はエリア外です。
駅前です。車内より北東方向を撮影。
駅前には集落が見られますが、商店は少ないです。少し離れると農地や山林が広がっています。
縦型の駅名標です。
2011年の時点で無残な状況でしたから、今頃は撤去されていると思われます。
もし新しいものが設置されたとしても写真のような古風なタイプではないでしょうね…。
菅尾駅は相対式ホーム2面2線です。
駅舎に面した右(東)は上り熊本方面1番のりば、列車(キハ200系)が停車している左(西)は下り大分方面2番のりばです。
奥には跨線橋があります。
写真は大分方を望む。
大分方はこの先、大野川沿いに山間部を北上して大分駅を目指します。
1番のりばの熊本方には保線用側線があります。写真は大分方を望む。
熊本方を望む。
一方、熊本方はこの先、山間部を西へ進み、豊後竹田駅を経由して熊本県・阿蘇山を目指します。
あとがき
下車(乗車)時・・・2011年 (改札は出ていません)
鉄路のみで
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・なし
飲食チェーン店・・・なし
東京・大阪とも到達難易度が非常に高いですが、豊肥本線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は菅尾駅でも途中下車してみて下さい!
(参考:JR九州のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)