サンフレラッピング電車 / 5100形 5108号
一昨日、段原南へ行くのに宮島線 → 山陽本線 → 循環バスの乗り換えで向かったのですが、帰りはバスから市内電車にしました。
何か腰が痛くて、もうできるだけ歩きたくなかったので、所要時間はかかるものの、降りるまでずっと座っていられるコースを選びました。
広島駅前で宮島口行きを待っていると、現れたのは紫色の5100形 5108号 GREENMOVER MAX。
2023(令和5)年2月14日に登場した、クラブマスコットの紫熊 Σ = サンチェやフレッチェが描かれている、サンフレッチェ広島ラッピング電車です。
広島の3大プロを応援する電車をリニューアルするにあたり、社員の発案でクラウドファンディングを活用しました。
すると全国 500人余りから応募があり、目標額を超える約2700万円が寄せられて、サンフレッチェ電車はその第1弾でした。
2月18日の開幕戦に合わせて広島駅~広島港間をメインに走り始めたのですが、来年は広島 新サッカースタジアムがオープンします。
新しいサッカースタジアムは「エディオンピースウイング広島」と命名され、9月にロゴ看板が打ち込まれ、11月にはピッチに芝が貼られてサンフレ選手が確認に入りました。
競技場工事としてはこの12月に完成し、周辺整備やスタッフそして関係者による、来年2月の開業に向けて、最後の訓練や調整の仕上げに入っています。
新しくサッカー専用スタジアムとなったサンフレホームですが、やはり期待なのはなチームの戦績はもちろんなんですが、「世界のグルメ」と謳うコンセプトのフードメニュー。
公式戦でJ1と、天皇杯などではJ2とも闘い、交流戦や世界トーナメントでは外国チームとも戦います。
サッカースタジアムは日本全国そして世界への入口でもあるので、広島では食の世界旅行が堪能できるようになるそうです。
現在、食べ歩きができるようにワンハンドなど食べやすいように開発が進んでおり、これから試食会を重ねて1月中旬をめどに、約150品を完成させる予定となっています。
県外からだと、最寄りは紙屋町または原爆ドーム前の電停、もしくは広島バスセンターになります。
紙屋町電停のある紙屋町交差点から、北側突き当たりに見える広島城の、東隣の中央公園内に新サッカースタジアムはあります。
なので原爆ドームからグリーンアリーナを抜けて行くと、歩行者専用高架橋もできる予定なので、歩きやすいかも知れません。
サンフレッチェ広島は、1938(昭和13)年に創設された東洋工業(現 マツダ)サッカー部が前身。
サッカーのプロリーグが創設された1991(平成3)年にサンフレッチェ広島となり、J1創設時からのオリジナル10です。
日本サッカー1部リーグ = 日本サッカーリーグそしてJ1リーグの通算優勝回数は8度を数え、鹿島アントラーズと並び国内最多の歴代優勝チームです。
と言うことで、帰路途中でダンボール電車こと3900形 3906号、そしてカープ電車の5100形 5104号、被爆電車の650形 651号などと離合しました。
天気予報では昼過ぎ頃までは晴天でしたが、夕方から雨となっていて、14時はまだ好い天気だったものの、広島駅14時半には薄曇り。
高須駅に着いた時には「やっぱり雨、降るんかなぁ」と思わせぶりな空模様に。
腰やヒザが痛い時って、GREENMOVERシリーズはホント助かる電車ですが、久しぶりに広島駅からロング乗車して、電車も進化したなぁとしみじみ感じました。
若い時には気にならなかった路面電車特有の、あの段差は乗る時よりも降りる時の方が、関節に負担がかかるんですよねぇ。
何と言っても、普通の階段の2段から2.5段分の高さですからねぇ。