往復乗車券 猪苗代→(磐)上戸 自動券売機券 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

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2023年9月に磐越西線猪苗代駅の自動券売機で発行されました、「猪苗代→(磐)上戸」の往復乗車券です。

 

 

 

JRE赤地紋のエドモンソンサイズの券となります。

 

「上戸」の左側に磐越西線を表わす(磐)の線名略号が記載されており、これは磐越西線上戸(じょうこ)駅と同字異音駅であった能登線の(登)上戸(うえど)駅と区別するための記載ですが、能登線の上戸駅は昭和63年3月25日にJR西日本から「のと鉄道能登線」へ転換されてJR線の駅では無くなり、平成17年4月1日に「のと鉄道能登線」の廃止により廃駅となっておりますから、現在は線名略号を記載して区別する必要が無くなったにもかかわらず(磐)が記載されている事になりますが、これはマルス券でも同様であり、能登線の「のと鉄道能登線」への転換から36年、上戸(うえど)駅の廃止から18年が経過しているのに、磐越西線上戸駅の駅名のデータが未だに改訂されていないためと考えられます。

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