皆さん，こんばんは。
12/5に神領車両区の211系が全廃となり，先ほど「神領区の211系，逝く。」という記事を書きました。せっかくなので，「静岡区の211系」というタイトルで静岡車両区所属の211系について紹介する記事も書いてみようと思います。静岡車両区ではSS編成，LL編成，GG編成の3種類が在籍しています。
今回はSS編成について画像を交えて解説や撮影時のエピソード,東海道線静岡地区の列車運行などについて書いていきたいと思います。
【SS1編成】
2023/01/05 静岡駅にて撮影
東海道線 普通列車 島田行き
年の初めに日帰りで静岡地区へ撮影旅行に行ってきた時の画像。
静岡地区ならば，往路は藤沢から東海道線の普通列車を乗り継いで行くのが私の流儀である。早朝には東京方面から直通の沼津行きもあるので，ちょっと得した気分になれる。
【SS2編成】
2022/05/07 豊橋駅にて撮影
東海道線 普通列車 熱海行き
昨年の5月，連休明けの週末。静岡駅に至近の「ホテルアソシア静岡」に1泊し，2日目の早朝に新幹線に乗って豊橋駅に出向き，撮影したもの。
豊橋を07：09に出発する熱海行きの普通列車が入線する場面である。この列車は掛川を05：56（土休日は05：54）発の普通列車 豊橋行きとして運行し，06：56（土休日は06：52）に豊橋駅到着する。その折り返しとして熱海まで運行するというものである。
【SS3編成】
2022/01/07 熱海駅にて撮影
東海道線 普通列車 静岡行き
2022年1月，年が明けて最初の旅は静岡へ1泊2日の撮影旅行に行ってきた。午前中は熱海駅で撮影して，「ラスカ熱海」の2Fにある「伊豆中 ばんばん食堂」で刺身定食を食し，1Fの干物屋さんで干物を購入。撮影の旅ではあるが，キチンと旅先の美味いものを食べて楽しんでいる。熱海は伊豆の玄関口であり，海も近い。当然のことながら，美味い魚を食べることが出来る。
【SS4編成】
2022/05/07 掛川駅にて撮影
東海道線 普通列車 浜松行き
豊橋駅，浜松駅の2カ所で撮影後，掛川駅の高架下にある「ふじの坊 喜善」で昼食。「茶そば天ざる」を食した後，帰りの新幹線に乗るまでの間で撮影。この列車は，豊橋・浜松～掛川を折り返し運転するタイプの列車である。浜松行きが多数であるが，豊橋行きも少数ながらある。
【SS5編成】
2022/01/07 静岡駅にて撮影
東海道線 普通列車 浜松行き
【SS6編成】
2022/03/25 熱海駅にて撮影
東海道線 普通列車 沼津行き
この時は「313系8000番台（「セントラルライナー」編成）が静岡車両区へ転属した」という情報をTwitterで見て急遽，日帰りで静岡地区へ撮影に行ってきた時の画像である。
【SS7編成】
2022/01/07 静岡駅にて撮影
東海道線 普通列車 島田行き
【SS8編成】
2023/01/05 静岡駅にて撮影
東海道線 普通列車 島田行き
東海道線の下り普通列車で「島田行き」は，現在ではよく見る行き先であるが，かつては少数派であった。1964年10月，1967年10月の時刻表を見ると，静岡駅を出発する島田行きは1日で4～5本という本数であった。当時は長距離運行の普通列車が多数走っており，その中で朝と夕方～夜間のラッシュ時間帯にのみ運行されていた。
1980年代後半に入ると，国鉄は主要都市圏の在来線でラッシュ時間帯の増便，日中時間帯の列車をパターンダイヤ化して判りやすくするなどの施策を打った。その中で東海道線静岡地区も需要の大きい区間であったため，日中時間帯の列車をパターンダイヤ化するとともに本数が増えたという経緯がある。その考え方は現在でも受け継がれ，静岡駅では日中時間帯の普通列車が毎時6本運行されている。
【SS9編成】
2023/01/05 静岡駅にて撮影
東海道線 普通列車 浜松行き
【SS10編成】
2021/03/17 浜松駅にて撮影
東海道線 普通列車 興津行き
2021年3月の「名古屋・静岡の旅」3日目，名古屋から中央本線・愛知環状鉄道線を乗り継いで高蔵寺・岡崎・豊橋経由で掛川へ向かう途中，浜松駅で撮影した画像。
浜松駅から出発する上り普通列車は，日中時間帯では興津行きが3本，掛川行きが1本という陣容である。興津は静岡駅から4つ目の駅で，清水と由比の間にある。駿河湾に生息するアマダイは美味な魚で，「興津鯛」とも呼ばれている。鉄道唱歌でも「世に名も高き 興津鯛」と歌われている。
【SS11編成】
2022/01/08 浜松駅にて撮影
東海道線 普通列車 豊橋行き
浜松駅を出発する東海道線の下り普通列車は早朝・夜間の一部を除き，大多数が「豊橋行き」である。この写真のように静岡車両区所属の211系や313系が充当される列車の他に，大垣車両区所属の313系，311系が充当されることもある。