側面の行先表示は武庫川団地前ではなくて武庫川団地、
中には丸テーブル、
コミュニティスペースとして貸し出すという有効利用、
単なる静態保存ではなかったんですね。
実際に様々な地域のイベントなどでも活用されているみたいです。
日常使用するスペースならば手入れもされるので、錆々で放置なんてことにもなり難い、これはいいですね。
ぐるっと後ろから回り込んで、ホームから見えない後方は足場で囲まれています。
外から見ても両端を切ると普通に駅に停車しているみたいです。
電車の顔、正面に回り込みます。
行先表示、
引いていくと駅名標、
さらに引くと解説パネル、
この車両の経緯などについて説明がされています。
もともと本線を走っていたとありますが、
この間の優勝記念の特別運転で現行のタイガース号4兄妹たちは本線で普通にジェットカーしていましたが、
こちらの赤胴車は時速45キロの速度制限のある武庫川線に移転された時点で低速走行向けにモーターを永久直列に改造され、その後本線を走ることはできなくなっていたようです。
潜り込み防止のためにアクリル板で覆ってありますが、連結器や台車など床下機器も間近によく見えて、模型好きにもうれしい展示。
電車側から見た公園、
武庫川団地のこのエリアは芝生広場というそうですが、グーグルマップには赤胴車のある広場と表示されています。
団地をバックに引きで左右から。
車両だけでなく限られたスペースの中に周囲のストラクチャーまで詰め込まれているところなどは模型好き、中でもジオラマ好きにとってはうれしい構図です。
つづく。