こんにちは、Nagoya Metroです。
1年半ほどブログを熟成しておりましたが、ふと思い出して何か記事を書く気になったので再開することにしましょう。
今回はこのブログ初のバスネタです。
令和5年10月から11月にかけて土休日の13日間のみ運行された『なごや歴史満喫バス』です。
魅力も観光地もないとよく言われる名古屋ですが、一応歴史的なスポットがいくつかあり、観光客が効率よく巡ることができるようにと設定されました。
名古屋市中心部には同じく観光客向けの『メーグル』が名古屋市観光文化交流局の委託を受けた名古屋市交通局の委託を受けた三重交通により運行されていますが、今回のなごや歴史満喫バスも観光文化交流局の事業として運行されました。
運行担当は名古屋市交通局の浄心営業所と野並営業所で、前半後半3便ずつの担当となりました。
浄心担当分は殆どがR4年度導入のMP38という謎の縛りがありましたが、
野並担当分はレトロカラーバスも運用されました。
メーグルは専用車や、予備車としてラッピングされた車両が使用されていますが、
こちらは期間限定運行であるからか、専用のバスマスクが装着されるにとどまりました。
方向幕をアップで。
一般系統ならば四角で囲われているはずの左側ですが、これ以上漢字を小さくするわけにいかないのか、縦線1本のみになっています。
区画整理がされていない有松エリアは大型車が入れない道路が多く、運行ルート選定にも苦労していそうです。
わざわざ大きく迂回して国道23号バイパスをたった1区間のみ通ります。 画像は共和IC
どの運用も金山を起点として名鉄有松まで1往復して車庫に戻る運用となっていました。そのため、浄心又は野並営業所から金山まで長距離回送をしていました。
片道90分近くのロングランです。
終点の名鉄有松では45分ほど折り返し時間が取られました。
メーグルでは専用の停留所、停留所名がありますが、歴史満喫バスが使用する停留所は既存のものを間借りしていました。
宮の渡し公園にて。
渡し船はお乗り換えです
回送経路上の沢上の交差点にて。
路面電車が走っていたことを教えてくれるレールと路面電車デザインのレトロカラーバス。
最終日の最終便にはレトロカラーバスが充当されました。
有松駅までダッシュ→名鉄に課金→またダッシュで追いかけましたが、暗くなりすぎて撃沈。
最終日の最終便を終えた後の入庫回送を野並営業所のすぐ手前で撮影。
これが本当の最後です。
お世辞にも乗客が多かったとは言えなかったなごや歴史満喫バス。また次の運行はあるのでしょうか?
あってほしいものですが、、
おわり