撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

京阪 千林(2012.12.2) 旧塗装2605F+新塗装2623F 準急 淀屋橋行き

2023年12月06日 22時03分49秒 | 京阪
11年前に、京阪 千林駅で旧塗装と新塗装が混結された2600系0番台を撮りました。
1枚目は、千林駅を通過する新塗装2823の準急 淀屋橋行きです。
2823は1959年製の2010の旧車体の流用で、1982年に2823として竣工しています。
後半に2600系に改造された車両なので、車掌台側の窓はHゴム支持1枚固定窓に変更されています。



2枚目は後追いですが、森小路駅に向かう旧塗装2605です。
2605は1959年製の2011の旧車体の流用で、1978年に2605として竣工しています。
前半に2600系に改造された車両なので、車掌台側(向かって左側)の窓は原形の二段窓のままです。



以下の記事は過去に書いたブログの再掲になります。
2600系0番台は、1959~66年に登場したスパーカー2000系の車体、台車、一部の機器を流用し、制御装置を複電圧仕様の回生ブレーキ付きに換装し、冷房化など改造が行われて1978~82年に登場しています。
車籍は受け継がれていませんが、実質的に2000系のリニューアル車両になります。
基本編成は2、3、4両編成ですが、組み合わせにより4~8両編成までのいろいろな編成を組むことが可能なようになっていました。
2001年~以降は徐々に引退が進んでいますが、2008年~は新塗装化も開始され、2013年には2600系の残存車両の新塗装化が完了しています。
過渡期には今回の写真のような新旧塗装の混結編成も見ることができました。
旧塗装の2605Fは新塗装化されずに2013年4月、新塗装の2623Fは2015年に引退しています。

最後まで現役で残った2600系0番台の7両編成×2編成ですが、2021年9月のダイヤ変更以降は実質的に休車となり淀車庫に留置されていました。
2022年8月には2601Fの内、京都寄りの3両が寝屋川車庫に回送されて一足先に引退となり、本年4月からくずはモールのSANZEN-HIROBAに2601の運転台部分がカットボディとして保存されています。
残った2601Fの大阪寄りの4両と2624Fは休車が継続していましたが、残念ながら本年10月に寝屋川車庫に回送されたことで2600系0番台は全車が引退となりました。


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