新幹線の切り離しを間近で見られるのは、盛岡駅と福島駅の2駅しかない!

なので、東北新幹線で盛岡以遠に行く時は、盛岡駅でのはやぶさ・こまちの切り離しを楽しみたい!

 

盛岡駅で「はやぶさ・こまち」の切り離しを心ゆくまで楽しむための準備とコツを書いておこう!

 

 

<基礎知識>(一部例外アリ)

・東京方面から来る「はやぶさ・こまち」の切り離しが行われるのは盛岡駅14番ホームである。

・「はやぶさ・こまち」号は原則として17両編成で、はやぶさは1~10号車・こまちは11~17号車である。

・1号車は東京寄り、17号車は秋田寄りである。

・したがって、切り離しが行われるのは10号車と11号車の間である。

・「はやぶさ・こまち」として連結して走行している間であっても、10号車と11号車を車内から通り抜けはできない。

・こまちの車両のドアを閉めてから切り離しが行われるため、こまちに引き続き乗車する場合は切り離しは見られない

・はやぶさは切り離しをしてから車両のドアを閉めるため、はやぶさに引き続き乗車する場合は切り離し作業を見てから乗車することが可能である。

・盛岡駅停車時間は4分間、こまち発車までが2分、その2分後にはやぶさが発車するイメージ。

 

<準備のポイント>

・9号車はグリーン車・10号車はグランクラスであり、グリーン券を持っていない場合は8号車と9号車の間を通り抜けできない。

・我々一般人にとって切り離しに一番近いのは8号車なので、指定席券は8号車のできるだけ前方を購入したい。

・新幹線の1両の長さは25メートルである。つまり、8号車前扉から連結位置まではホーム上を約50メートル歩く。

・盛岡駅14番ホームに到着する時の新幹線の出口は右側の扉である。

・盛岡駅到着のおよそ5分前に「まもなく盛岡です」の車内アナウンスがある。そのアナウンスで席を立つ乗客が多い。

・盛岡駅の1つ手前の新花巻駅通過は、盛岡駅到着のおよそ10分前である。

・以上より、切り離しを最高のポジションで確実に見るためには、8号車指定席券を購入のうえ、盛岡駅到着前に8両目の前扉の右側に、新花巻駅通過の電光掲示板でお知らせが出た直後に移動し、盛岡駅に到着した瞬間に降車して連結部分に向かうのが重要!

 

<タイムライン>

以上を踏まえたうえで、「はやぶさ・こまち35号」を例にして、実際のタイムラインを見て行こう!

・17時53分:仙台駅を発車

・18時23分:「ただいま新花巻駅付近を通過」の車内の電光掲示が出たら席を立ち8号車前方右扉前に立つ

・18時33分:盛岡駅到着、ホームを先方に向かって歩き、10号車と11号車の間の連結部分の横に立つ

・18時35分:切り離しが行われ、こまち号が盛岡駅を発車。

・18時37分:意外と時間がない!切り離しを見終わったらすぐに50メートル歩いて戻り8号車前方扉から乗車しよう。

 

 

ということで、ここに書いた通りに準備し行動し、「はやぶさ・こまち」の切り離しを堪能してきました!!