JR東日本五能線の旅•••2日目はウェスパ椿山駅から鯵ヶ沢駅まで快速「リゾートしらかみ3号」くまげら編成に乗車してやってきた。

 予約しておいた旅館「水軍の宿」の送迎マイクロバスが列車の時刻に合わせて待機してくれていた。雨が降り続いていたのでそそくさと乗り込む。

 旅館は駅から直線距離では近いのだが、駅舎とは線路を隔てた反対側にあって駅前通りから迂回して跨線橋を渡らなくてはならない。といっても歩いても5分ほどなのだが、雨が降っていたことだし折角送迎車を用意してくれているのでありがたくお世話になった。


 帳場で手続きを済ませて館内の説明を受けて食事の時間の希望を訊かれてから部屋へ向かう。

 女将さんなどが荷物を持って部屋まで案内してくれるサービスは無いが、帳場で受けた説明だけで十分だ。 

 大浴場の前から部屋へと続く廊下には酒類やジュースが用意されており、宿泊客は自由に飲めるしジョッキやグラスに注いで部屋に持ち込んで飲むことも可能とのことで、その精算方法を尋ねたら

「宿泊料金に含まれているのでお帰りの際のご精算は入湯税だけとなります」

との嬉しい説明。ただ、私が好きな日本酒は置いていなかったから温泉でゆっくりと旅の疲れを癒してから生ビールを流し込んだ。

 部屋は簡素なものだったが、私ひとりが寝るには十分だ。



 そして窓を開けると木々の向こうに鯵ヶ沢駅があって、列車の通過時刻に合わせれば部屋から列車を撮影することができるのはよかった。

 少し暗くなってきてから表に出て旅館の正面玄関などを撮影。



 こちらは朝8時からは日帰り入浴も始まるので、朝風呂はその前に済ませておきたい。夕方は地元の日帰り入浴客も多かった。ただ、シャワーには「只今の時間は宿泊のお客様専用です」という札が鏡と壁の隙間に差し込まれている列が設定されている心遣いがあるのは助かった。

 私が乗車してきたくまげら編成が弘前から折り返して快速「リゾートしらかみ6号」として鯵ヶ沢駅を発車して秋田へと帰っていった。

 次回に続きます。


最近撮った写真は

 

 

 

 

 

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