11月23日の祝日、天気が良いので、

久々の秩父鉄道沿線歩き旅をしてきました。

 

とは言え、家を出たのが10時過ぎだったので、

以前より歩いてみたいと思っていた、

和銅黒谷〜皆野間に行ってみました。

 

なぜその区間かと言うと、

国道140号と秩父鉄道がほぼ近接しており、

国道を車で走行中に

鉱石列車と並んで走ったことがあり、

そのときなんてヲキの編成がカッコイイんだと

つくづく思ったことにあります。

ヲキとの出会いは小学生時代なので、

かれこれ半世紀以上の付き合い?なので、

今更感がありましたが、

ヲキは編成になるとその機械美が際立つと

思います。

 

今回、歩き旅なので並行して走ることはできませんが、

国道から動画が撮れたらと期待して向かいました。

 

 

 

熊谷からは長瀞行に乗りました。

いまはこんな区間列車があるんですね。

昔は羽生〜三峰口をぶっ通しの各停、

熊谷〜三峰口の急行のみで、

唯一夜間に影森で滞泊する列車があるのみだったかと。

 

長瀞駅で途中下車してのショットです。

 

 

 

 

 

 

長瀞駅前から宝登山神社方面をみたところです。

すごい車の多さです。

 

遠くに宝登山神社の白い鳥居が見えます。

 

 

 

 

 

 

右側の3番線に停車中の列車は

乗ってきた長瀞止で、

折り返し羽生行となっています。

長瀞駅の3番線で折返すとは思ってもみませんでした。

その右となりには、その昔三峰口鉄道公園が開園する前、

ここにED381などが静態保存されていました。

 

 

 

 

長瀞駅駅舎は秩父鉄道開業時のものと思われ、

秩父駅の旧駅舎と同じ雰囲気があります。

 

 

 

 

 

 

その後、下り電車に乗って和銅黒谷に到着しました。

約30年前はまだ黒谷駅と呼ばれていました。

左側の列車は上り列車です。

 

 

 

 

 

 

下り列車が和銅黒谷駅を出発しました。

遠くに武甲山が見えます。

 

 

 

 

 

 

鉱石を満載したヲキが側線に停車していました。

 

 

 

 

ヲキフです。

かなり昔は車掌室が今以上に狭く、

入り口の扉分だけの幅しかありませんでした。

その結果、ブレーキハンドルのカバーが

外に出っぱっていました。

これはこれでカッコ良かったと思いますが、

エアコンも無い、狭い、暑いで

車掌さんにとっては勘弁してよーという感じでしょうね。

 

ちなみに秩父鉄道の鉱石貨車の先代は

ヲキ10型とヲキフ10型でした。

このヲキフ10型を改造して秩父鉄道の車掌車ヨ10型が作られたのを

ご存知でしょうか?

 

詳しくはこちら↓

先代ヲキフの角度 | ジョージ渋沢のブログ (ameblo.jp)

 

またバラスト散布車ホキ10もこのヲキフ10を改造して作られました。

詳しくはこちら↓

ホキ10 | ジョージ渋沢のブログ (jugem.jp)

 

 

 

ヲキ100です。

HOゲージではワールド工芸から発売されていますが、

発売と同時に即買いしました。

がしかし、他のキットと同様、棚の肥やしと化していたため、

去年、ヤフオクに出品して一掃してしまいました。

 

 

 

 

 

 

鉱石貨車の編成、迫力がありますね。

 

 

 

 

 

 

最後に動画をアップします。

 

動画を見ていて気が付いたのですが、

その昔は、機関車が貨車を引き出すとき、

ガガガガガガガガガガガンという地響きが鳴ったのを覚えている人も多いと思います。

 

これは自動連結器には遊びがあるためで、

これにより引っ張り力がより一層次の貨車に引き継がれるものと思いますが、

なぜか、この地響きが鳴りませんでした。

 

もしかしてヲキ間の連結器はドローバーのような遊びの無い

棒連結器になったのでしょうか?

または運転士さんのテクニックにより

ここ和銅黒谷の側線から引き出す際には全貨車の荷重と自重が機関車にかかるように停車しておき、

出発の際は下り勾配により、ブレーキを緩解する程度で引き出せるようにしたのですかね?