けんじいが支援する地元選出国会議員落合貴之さんの国政報告会と忘年会があったので出席した。忘年会の関係もあり、お誘いは日ごろ手伝いをしている人間などかなり限られた範囲に絞られたようで、報告会は4〜50人程度が入る中規模の会議室で行われた。

 

(自宅から緑道を歩いて・・・)

 

 当面総選挙はないだろうとの見通しながら、我が東京6区は今のところ「立憲(落合)、自民(越智)、維新(河村建夫の息子の建一)、参政の4党から立候補者が出る予想」とのこと。落合さんから「来年は議員になって10年目の区切りの年であり、油断することなく励みたい」との話があった。

 

(下北線路街に入る・・・)

 

 どっちにしても今の岸田内閣では解散はできないだろうという話になったので、けんじいは「しかし決して倒閣などと言わないで、あのままフラフラさせておいた方がよい。もし岸田に代わる若い人や女性が出ればまた立憲はやられますよ」と発言した。

 

 「減税問題について、党としてはどうなのか」という質問が出た。落合さんによると、「党内の4割を占める古い人は消費税は重要な税源でありむやみに減税するべきでないと考え、6割を占める若い人は減税に賛成でジェネレーションギャップを感じる」とのこと。けんじいは「軽減税率という制度があるのだから、食料品などの軽減税率に限って引き下げるかゼロにするのがいいのではないか」と発言した。落合さんは全く同意見だと応じた。

 

(井の頭線の高架下のミカン下北を通って・・・)

 

 さらにけんじいは、日頃このブログで秀逸なコメントをくださるジロウさんの「テレビよりもネット番組に出て発信を」とする主張を投げかけた。するとあちこちからネットの使い方についての意見が出て、ネットを使った広報についての強い関心が伺われた。

 

 また落合さんは、「アメリカと仲良くすることはいいが、自衛隊がアメリカの補助部隊になったり、金融や農業の世界までもがアメリカの下請け的な存在になりつつあることに危機感を覚える」と至極真っ当な話をした。単なるリベラルではない頼りになる主張だ。

 

(会場の北沢タウンホールへ)

 

 身内的な人の集まりなので、都合のよくない話も正直に話した。一方落合さんに対して「あのような感情的な発言は決して人前でしてはならない」(なんのことか不明だが本人同士は分かっていた)と非常に厳しい注意もあって、なあなあではないなかなかよい会だった。

 

 さて、報告会は1時間足らずで終わり、忘年会場のレストランに向かう。自民党の先生方は一流ホテルで概ね2万円のパーティを開いてお金を集めるそうだが、我々は普通の食堂で3500円の飲み放題プラン。多分差額はないだろうから、キックバックもないし政治資金収支報告書に記載する必要もないだろう(当たり前だ!)

 

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 けんじいのテーブルには、上場企業の部長さん、社会保険労務士法人の代表、元中央官庁勤務の紳士が集い、話が弾んだ。現役の部長さんにはそれだけで感心したが、けんじいが現役だったらしなかったと思われるような落合さんの応援団としての重要な役割を果たしているようで、大いに敬意を表した。

 

 今年の夏は暑すぎてパスしたポスティングも、またしなくっちゃ。