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今度は宇都宮線で北上【北関東乗りつぶしの旅2023夏の陣:2−1】

鉄オタの朝は早い。

余った青春18切符を使用した乗りつぶしの旅。前回は群馬県の方に行ったため、今回は栃木県方面に向かうことにする。

まず乗るのは宇都宮線。宇都宮線の初電は上野始発のため、上野駅に向かった。これに乗るために地元の駅の初電に乗ったが、車内には外で夜を明かしたと思われる人も多く、賑わっていた。こういった雰囲気は好きではないが、今回は仕方ない。

宇都宮線の始発列車。飛行機も新幹線も6時にならないと動かないため、こんなに早い始動も在来線の旅ならでは。

発車の10分ぐらい前だろうか、ATOSの接近放送が入線を告げた。その放送から待てども待てども電車の姿が見えなかったので焦ったく思っていたところ、2〜3分程度してからノロノロと入線してきた。どちらからやってくるのかと思ったら、東京方から入線。上野〜御徒町の留置線に止まっていたのかな。

側面表示。宇都宮線は緑色の案内、というのはフルカラーLEDになっても健在。

乗車したらボックス席を陣取り、早速睡眠時間に充てた。車内観察をしていないのでどれぐらいの混み具合かわからなかったが、自分の座っていたボックス席が相席になるぐらいには人が乗っていたようだ。

乗車した列車を、久喜駅で降りた。

久喜駅からは東武線に乗り換え。宇都宮線でそのまま北上してもつまらないので、青春18切符の旅というのは置いておいて、東武線の未乗区間に入っていく。

東武線は基本的には久喜駅で系統分離されているが、朝夕の時間帯を中心に浅草駅と館林駅を直通する区間急行が運行されている。区間急行の表示を見るのも新鮮である。

久喜駅で乗り換えたのは初めて。コンコース階にスタバやら本屋やらがあったのには驚いた。ただ、この時間だと店も閉まっているので、時間を持て余した。

区間急行は10000系でやってきた。区間急行と言っても、久喜駅の手前の東武動物公園駅から終点の館林駅までは各駅に停車する。

羽生駅を出発する時、ちょうど秩父鉄道がやってきた。東急線から譲渡された車両。

乗車した列車の終点、館林駅に到着。特急以外は館林駅を堺に系統分離されているため、ここで乗り換えが発生する。

館林駅は東武線のジャンクションとなっていて、浅草駅〜伊勢崎駅を結ぶ伊勢崎線に対して、葛生方面へ向かう佐野線と、西小泉駅へ向かう小泉線の起点となっている。ここら辺は路線が入り組んでいてよくわからない。

路線案内では館林駅〜太田駅が2経路あるように見えるが、距離が短いのは東小泉駅経由。ただし、乗り換えが発生するのと、本数が少なすぎるので、伊勢崎線周り(足利市駅経由)が一般的だろう。特急りょうもう号もそちらを通る。ただ、今回は乗りつぶしとして、東小泉駅を通ることにする。もちろん、西小泉駅にも立ち寄る。

館林駅の案内標。4方面への列車が案内されている。

この駅の構造は面白く、支線にあたる葛生線と佐野線については、それぞれ伊勢崎線の上下ホームの切り欠きに停車する形になっている。

駅の案内はこんな感じ。これから乗車する小泉線は、ここまで乗車してきた下り列車から同一平面で乗り換えられた(階段を上る乗り換えになるかは運次第?)。

これから乗車する小泉線の西小泉行き。ワンマンの2両編成ということで、先日寄居駅から乗車した列車よりも短編成。とりあえずこれで終点の西小泉駅を目指した。

西小泉駅。工場に勤めるブラジル系の方が多く住むらしく、駅のテイストもそのような感じになっていた。確かに、駅のホームですれ違う人々は外国の方が多かった。

駅前の様子。バスが一台停車していた。そのバスがそうかは知らないが、ここから熊谷駅に抜けるバスが運行されている。乗りつぶしの観点からすると、この駅に訪れる方々は東武線をぐるりと周りそうなので、便利そうで意外と利用しなさそうである。

朝7時過ぎにこのようなところを散策しているのは、不思議な感じ。

折り返しは3分しかないため、急いで構内に戻る。駅は頭端式の島式ホームを一本備えるのみ。

駅名標。ここら辺は群馬県。

折り返しの列車は、座席を半分ほど埋める程度に乗客があった。そのほとんどが館林駅へ向かうと思われるなか、2駅目の東小泉駅で下車した。

東小泉駅の駅名標。ここは大泉町のようだ。

やってきた方向を見てみる。左側が西小泉駅、右側が太田駅方面となる。ここからは太田方面の列車に乗り換える。

(長くなったので次回へ)

〜ここまでの行程〜

  • 上野 5:10 → 久喜 5:56
  • 久喜 6:13 → 館林 6:42
  • 館林 6:54 → 西小泉 7:12
  • 西小泉 7:18 → 東小泉 7:32
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