28日の午後2時45分ごろ、上りの普通客車列車、いわゆる電気機関車牽引の3両の客車列車が家山から金谷に向けて走り出してすぐにカマと客車の連結器が外れる!?という滅多に無いであろうトラブルが発生しました。

 

 列車はその場で客車の自動ブレーキが作動し、緊急停止。カマも異変に気付いてすぐに停車し、乗客および乗務員にケガが無かったのは幸いでした。なんか話を聞くだけでは映画のワン・シーンでもあるような。されど乗務員はかなり焦ったことでしょうね。

 

 この列車は月4.5回運転のイベント列車で通常の電車とは異なる昭和創成期の列車の雰囲気を満喫するものですが、今回は特別のオマケもあったような。ともあれ、列車の運転は中止で、乗客はバス代行にて帰途についたとか。尚、1時間後に運転は再開し、29日は通常運転との事。

 

 まずはこの列車の時刻表を見てみますと、金谷を出発し、家山に到着後、牽引機の電気機関車を切り離し機回しをしてケツの客車に連結、帰途につくダイヤであったような。で、出発後連結が不十分であったのか、メカトラブルかは判りませんが、滅多に無い事が起きたようです。それにしても客車側にて自動ブレーキがかかる仕組みも凄いですね。井出達は旧型車両ですが、安全対策はされているのが解りました。そんなハプニングから。

 

 今回の連結器が外れたのはE32機関車でした。ラスト画像のカマの同僚ですね。  

  ※画像は全てまっつんさん撮影です。