花小金井にて。梅70系統青梅車庫行。ここから2時間弱の旅が始まる。

 

 突然のバスネタですが、先週末都バス最長路線と言われる「梅70系統」を完乗して参りました。

 

 あえて説明する必要はないと思いますが、都バス(東京都交通局)は東京都心のネットワークとは独立した青梅地区の路線網があります。バスのカラーリングは都心のそれと一緒ですが、都心路線とは完全に切り離されていること(かつては接続していたようですが)、都心とは異なり運賃が「後のり」の距離制なこと、なにより所要1時間半越えの長距離路線が存在することで有名です。

 

 ちょっとすき間時間が出来た先日乗車してきましたのでその様子を。

 

まずは中央線の国分寺駅から西武多摩湖線に乗り換えるところからスタート。多摩湖線ですが国分寺を出発するとしばらく西武バス専用道と並走します。かつての鉄道未成線を活用したものらしいですが、ちょうどバスが出発していきました。

 

荻山で西武新宿行急行に乗り換え。ラッキーなことに先頭車は旧2000系2連でした。6連はすでに全廃、まだ生き残っていたとは。

 

出発地の花小金井駅にて。西武バスの他、立川バス、都バスが並ぶカオスな光景。多摩地区で見かける都バスもレアですが、花小金井近辺で見かける立川バスもちょっとしたレアキャラです(立川地区とはほぼ独立した路線)。

西武バスと都バスの並び。

 

都バスのポールと側面。

 

青梅車庫行梅70系統。多数の乗客が並んでいるように見えますが、この次の西武バスを待っている乗客の様で、都バスに乗り込んだのは数人でした。

 

出発時の車内。

 

ここから青梅に向かってひたすら青梅街道を西に進みます。

 

しばらくは商業施設・住宅が入り混じる地域を抜けていきますが、お客さんは途中のバス停からそこそこ乗降していきます。必ずしも駅があるバス停で乗降が多いわけではないのが興味深いです。

 

青梅街道は地域の幹線ですが、基本的に片側1車線、西武新宿線・多摩湖線・国分寺線とは踏切で交差します。立体交差は武蔵野線の新小平と拝島線ぐらい。よって、渋滞もひどく運行の苦労がしのばれます。

 

旧街道という事もあり、神社仏閣も多く見られます。小平神明宮を通過。

 

やがて西武拝島線の効果が見えてくると東大和。

 

東大和市駅前の様子。久しぶりの都会な感じです。

 

その②に続く。