KATOのユニトラック勾配セットと言えば、V2 立体交差線路セットなんですけどしんどいという話です。

 

 

KATOのN700A16両編成が勾配を登った時の動画です。

10両目が動力車なのですが勾配に差し掛かったところで停車していました。

天賞堂のTS-1sで3メモリです。LOWモードで0 -15V、最大8メモリなので、単純計算で5.6Vぐらいかと。

最大の8メモリで助走をつければ登れないこともないのですが、N700Aがキュルキュルいってしんどい感じなため、なんだか違う気がします。

 

KATOのE5系&E6系17両編成が勾配を登った時の動画です。

E5系とE6系にそれぞれ1両ずつ動力車があるため、動力車が2両になっています。

E5系&E6系編成だと勾配を登ることができました。

ちなみにE5系10両編成だと勾配を登れなかったのです。

 

KATOは300系で追加の動力装置を販売したことから、16両編成で動力車1両ではKATOのユニトラックの勾配を登ることはしんどいとわかっているはずです。

来年スロットレスモーターに変更してN700系を再販するようですが、追加の動力装置を販売する様子はなさそうです。

動力車1両で勾配を登ることができるのはドクターイエローの7両編成がせいぜいです。

 

KATOとTOMIXの車両は好みでどちらでもいい、といっているところが多々ありますが、新幹線の16両編成をレンタルレイアウトとかで走らせるのであれば現状TOMIX一択になってしまうのではないかと。

最近のTOMIXは新幹線を長編成にした場合、動力車が2両になるようになっています。加えてレールの通電状態があんまりよろしくないレンタルレイアウトでもよりよく通電することができる通電カプラーが採用されています。

TOMIXの新幹線で、新モーター(M-13)採用、フック・U字型通電カプラー採用、で指定された増結セットを購入すれば問題ないかと。

TOMIXの新幹線は持っていませんが、全車から通電する通電機構は小田急ロマンスカー50000形VSEで結構よかった感じです。

どうでもいいことですが、TOMIXはパンタグラフがある車両を動力車にしてわかりやすいです。KATOのN700Aは10号車なので持ってみないとどれが動力車かわからなかったりします。一応N700Aは屋根部分に号車番号が書いてありますが。

TOMIXはE7系12両編成でも動力車2両なのです。

 

TOMIXはアフターサービスがアレですが、走らせることにおいては結構よいと思います。

なんでTOMIXの新幹線を買ってないかというと、アフターサービスがアレだったからです。

でもHOのJR東海285系やNの小田急50000形を買ってみて、TOMIXも悪くないなと思った次第です。