鉄道ピクトリアルの最新号(2024年1月号)の特集が東武特急ということで「遂に東武の特急が単独で鉄ピクの特集になる日が来たか」って思ってしまった私ですがより種類が豊富な近鉄特急は臨時増刊号になっているので改めてその凄さを感じられ、「「しまかぜ」と「ひのとり」には敵わないな」って思ってしまいました。「しまかぜ」は編成数が少なく、プレミアムシート主体なのでより特別感がありますが「ひのとり」は編成数も多く、レギュラーシートもあるので短〜中距離でも乗車しやすいのが良いです。更に「ひのとり」のレギュラーはシートピッチが広く、バックシェルも備えているので私の中ではレギュラーとデラックスの中間レベルだと思っており、特急料金+100円または200円の追加料金が必要なので準デラックスとしています。


(2023.9.24 富吉〜近鉄蟹江間にて撮影) 

 蟹江付近の直線区間を走る80000系「ひのとり」です。この日は雲が出ていたので快晴ではありませんでしたが晴れの日に見る「ひのとり」は赤い車体が輝いて美しく、近鉄特急の顔でもある名阪甲特急に充当されるこの車両に力を入れているのがわかります。


(2023.9.24 富吉〜近鉄蟹江間にて撮影)

 撮影した列車は大阪難波11:00発の名阪甲011レで、この日はHV11が充当されました。80000系には0番台、10番台、そして50番台の3種類がありますが制御装置のメーカー(0番台と50番台は三菱、10番台は日立)や編成両数の違い(0番台と10番台は6両、50番台は8両)で分けているだけなので車内設備の差は少なく、8両編成の50番台のみ車内からは見ることが出来ない半室運転台がある程度です。