※記事内の写真は2021年6月に撮影したものです。

 

国道357号線は千葉、東京、神奈川の湾岸部を通る大幹線道路です。立体交差になっている交差点も多いですが、辰巳交差点は未だ平面交差になっています。渋滞が激しいため現在、交差点の立体化工事中です。

↓こちらが辰巳交差点。右上が新木場、千葉方面、左下が大井、神奈川方面です。三ツ目通り(都道319号線)と交差します。交差点北西には東京メトロ有楽町線辰巳駅があります。

辰巳交差点の立体化は、神奈川方面隣の東雲交差点、東雲交差点から3つ先の有明二丁目交差点と一体的に進められています。

 

~千葉方面車線(交差点西側~交差点)~

 

↓交差点の南西約500mにある新辰巳橋から交差点方向を望む。右上の高い高架橋はこの先の辰巳JCTで首都高湾岸線から分かれる深川線です。その右下が湾岸線本線。新辰巳橋は首都高に近接しているので、現道を左に移設して空いたスペースに立体の車線が建設されます。

↑撮影は平日の10時頃です。辰巳交差点の信号待ちの車列が500mほど離れたここまで伸びています。

 

↓上写真の奥約150m。現道は橋を抜けると左にシフトするので立体化用地は右に移ります。写真中央の看板には辰巳検問所と書かれていますが、現在は使用されていないようです。

 

↓辰巳交差点を横から(南東)に望む。正面の首都高手前に立体車線の高架橋が建設されます。

 

↓上写真斜め右を望む。周囲の構造物は立体化を見越して造られていて、さらに辰巳JCTの深川線連絡路はやけに高い所を通っているので制約は少なさそうです。

 

↓上写真左を望む。こちら側はやけに用地が広いですね。

 

↓三ツ目通りを北(上写真左後ろ)に望む。三ツ目通りはこの先、木場、錦糸町付近を通って押上方面に至ります。

 

~千葉方面車線(交差点東側)~

 

↓交差点の北東約400mから交差点方向を望む。左上の辰巳JCT深川線連絡路が徐々に下りてきます。

 

↓上写真左後ろを望む。正面は次の夢の島交差点を越える新木場立体です。夢の島交差点を曲がる場合は、左のミキサー車が走る車線へ。

辰巳交差点を越えた立体車線はそのまま新木場立体に続きます。夢の島交差点に至る地平車線は現状1車線ですが、2車線に増えると思われます。

 

~神奈川方面車線(交差点西側~交差点)~

 

↓交差点の南西約500mにある新辰巳橋から交差点方向を望む。正面の車線左側が立体化用地です。右の高架橋はりんかい線で右後ろに東雲駅があります。

 

↓上写真の奥約200m。こちら側の用地はかなり広々としています。左上に覆いかぶさる構造物は辰巳PAです。

 

↓上写真の少し先では2年前の時点ですでに工事が始まっていました。現在は橋脚が完成しています。

一体的に進められている3交差点のうち、辰巳交差点は神奈川方面車線の入口にあたります。そのため、神奈川方面車線は有明二丁目交差点の千葉方面車線と同じく、最優先で工事が進められています。

 

↓辰巳交差点神奈川方面車線を北東に望む。左の首都高の隣に立体車線の高架橋が建設されます。

 

~神奈川方面車線(交差点東側)~

 

↓北東(上写真右奥)から交差点を望む。交差点手前は4車線になっていますが、一番右の右折レーンは立体化用地に食い込んでいるので潰されると思われます。

 

↓上写真背後約700mにある曙橋から辰巳交差点方向を望む。手前が夢の島交差点から続く地平車線で右が新木場立体です。地平車線は現在、1車線に減少して辰巳交差点まで続いていますが、立体化されると2車線のまま地平車線として有明方面まで続くようになります。

↑こちらも平日10時頃の撮影です。辰巳交差点信号待ちの車列は1㎞近く離れたここまで伸びています。さらのこの先で夢の島交差点で曲がってきた車が合流することで渋滞に拍車をかけています。

 

↓上写真背後を望む。新木場立体の車列はさらに先まで伸びています。平日午前中はいつも渋滞しているとはいえ、この日はちょっとひどいかも・・・

ちなみに並行する首都高湾岸線も午前中はノロノロ運転になっています。そのため、この付近の3交差点の立体化によって湾岸線の渋滞緩和も期待されます。

 

完成時期は不明です。完成したらafterを撮りに来ましょう。

 

おわり

 

↓この記事に関連してそうな記事への誘導リンク

beforeを撮りに行く ~立体化される国道357号線東雲交差点~

beforeを撮りに行く ~立体化される国道357号線有明二丁目交差点~

テキトー駅前観察 ~東京メトロ有楽町線”辰巳駅”~

 

3年前の今日はこんなことをしてました!