遅まきながら11月21日に阪急京都線座席指定サービスPRiVACE（プライベース）の概要が発表されました。導入時期は2024年夏ごろで、新型の2300系と既存の9300系の4号車に有料座席指定サービス車両を導入するとのこと。当初は1時間あたり2～3本の割合で導入する見込みで、2025年には4～6本に導入されるようです。2300系に連結するのは既報の通りでしたが、9300系にも連結するのは新たな事実ですね。9300系もまだ登場から20年のため2300系を導入しながら9300系も特急で運用していくのでしょう。
https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/f9831179f4a2cf71af487be17921c5054dbb7e03.pdf
9300系に座席指定サービス車を連結となれば、新製なのか、それとも改造なのか注目されるところです。改造であれば、そろそろ取り掛からなければならないと思いますが、新製の可能性が高いのでしょうか。新製した場合、既存の4号車が余剰となるので、その扱いをどうするのか注目されます。京阪みたいに2300系に組み込むということをするのか、そのまま廃車にするのか、T車だけに何らかの形で混結編成を組成するのか、色々想像できますが、さて如何に。
しかし、2300系の導入が特急車の限られた編成のみとなると、3300系、5300系の置き換えはどうするのかという問題も発生するので、2330系などの派生形式が登場する可能性もありそうです。
