宮古発6時45分の山田線の列車に乗り、これまた1年ぶりの盛岡駅までやってきました。

 

 

次に乗るのは、盛岡発12時35分の花輪線大館行きと、3時間ほど時間があります。ちなみにこの大館行きが、運行再開後の最初の列車となるようです。予定に支障がなくホントよかったと思いますが、こうした場合って、普段より混むんですかね・・・ あまり経験したことないシチュエーションなんでちょっと心配ですが、今気にしていても仕方ありません。運を天にお任せしましょう。

 

ということで改札を出て駅舎を撮影。

 

 

石川啄木著の『もりおか』の文字も1年ぶりです。

 

 

当初の予定では、3時間という待ち時間を利用して、少し市内観光でもと考えていましたが、昨日までの強行軍が祟りちょっとお疲れ気味。昼食と駅ビルをふらつく程度で済ませ、のんびり過ごそうと思います。

 

まずは駅ビル内の盛岡冷麺のお店の開店時間を待って入店。11時から営業開始のお店が多い中、10時開店というのは本当に助かります。そういえば、去年もここで盛岡冷麺を食べたな・・・ いわゆる『三大麵』の中では冷麺が一番好きです。

 

満腹になり、駅ビル内を徘徊。目的もなく歩きまわっても意味はないので、この時間を利用してお土産をまとめ買いすることにし、いろいろと物色・・・ 東北各地のお土産を買い漁り、宅急便でまとめて自宅に送ります。これで今後、お土産をどうこうと悩まずに済みますね。待ち時間を有意義に使えてよかったと思います。

 

そして忘れちゃいけないずんだシェイク。去年試しに買ってみたらドハマりしてしまい、個人的には世界一おいしい飲み物だとすら思っています。仙台名物ですが、ここ盛岡でも買うことができるのは去年に確認済み。さっそく売店で購入し、1年ぶりにそのおいしさを味わいます。飲んでみるとやはりうまい! 世界一というのは、変わりありませんでした。一昨日は仙台に泊まりましたが、到着が遅く飲むことはできず、リベンジ成功です。

 

大満足で、花輪線の発着ホームへ向かいます。

 

 

 

 

こちらが花輪線の今日の始発となる12時25分発大館行き。

 

 

懸念された混雑は特になく、心配は杞憂に終わりました。

 

それでも7割ほどは席が埋まり、立ち客もチラホラいる中、定刻に盛岡駅を発車。さぁ初めての花輪線! といきたいところですが、5駅先の好摩駅までは、IGRいわて銀河鉄道線を走ります。

 

それにしてもこのあたりに限らず、田舎の路線では車内に空席があっても、全然座ってこない人が多いように思います。都会であれば空席を見つけるや否や、誰かしらがすぐに座ることが多いのに、なぜなんでしょう? なんて私が疑問に思っても仕方ありませんが、とにかく旅先で気になる点ではあります。

 

そんな乗客たちも、13時ちょうど到着の好摩駅までで半分以上が降りていってしまい、閑散とした状態で花輪線へと入っていきます。

 

花輪線は路線長106.9kmと、なかなかに長いローカル線。終点の大館駅到着は15時25分と、走破には2時間半くらいかかります。そんな初乗車となる『十和田八幡平四季彩ライン』の愛称を持つ花輪線を、しっかり満喫しようと思います。