先日、平日の日に有給休暇を取ることができたので、少しばかり出掛けてみました。
とても気持ちのいい青空に恵まれたので、この日は群馬の横川鉄道文化村へ行こうと思い、上野駅へ。
高崎行きの上野東京ラインの電車に揺られました。
高崎に着いた後、信越本線 横川行きの電車を待ちます。
高崎は、JR東日本の211系の宝庫。
115系なき後は、この電車達が上越線や両毛線、吾妻線などの運用に当たります。
高崎支社の211系には、先頭にパンタグラフを装備した電車もいました。
2本ばかり別の電車を見送り、横川行きの電車が入ってきました。
高崎を出ると、上越線と別れた信越本線は、遠くに榛名山を見ながらひた走ります。
その山並みを辿っていくと、浅間山が見えてきました。
よく見ると、浅間山から噴煙のようなものを、吐き出しているのが確認できました。
横川に着いたら、さっそく目的地へ。
まずは、EF63形電気機関車から。
かつて、急勾配の碓氷峠を通過する列車の補機として、列車の横川方に連結し、軽井沢方面へ推しあげたり、逆に下る時も、横川方に機関車を付けて、ゆっくりとスピードを抑えながら、下っていました。
同じ急勾配でも、箱根登山鉄道ならスイッチバックで、急勾配な坂を、電車が上り下りしていますが、こちらの信越本線の場合は、さすがにスイッチバックだと時間が掛かってしまうので、電気機関車の力を借りて、上り下りしていました。
EF63は、客車や貨車のほか、電車も連結します。
電車の場合は、連結器が違うので、双頭連結器を装備した “ロクサン” は、密着連結器側を向けて連結します。
EF62は、信越本線での客車列車で走行するときに用いられた電気機関車です。
軽井沢側から下る時は、この前に2両のEF63を繋ぐので、電気機関車の3重連が生まれます。
EF62は、他の鉄道博物館でも保存されてはいないので、横川鉄道文化村でしか見ることができません。