リゾートビューふるさと
「リゾートビューふるさと」は、土日祝を中心に長野駅~南小谷(みなみおたり)駅間を運行するJR東日本の観光列車です。
車両はHB-E300系という車両で「リゾートしらかみ」青池編成・橅編成、「海里」などと兄弟車で、代わり映えしません😅
車内は普通のリクライニングシートですが、特筆すべきはシートピッチが新幹線のグリーン車よりも広い1,200mmということ。
前の人がリクライニングしてきても全く気になりません!
なお、この車両の難点は、乗車時間が4時間に及ぶのにコンセントがないこと💦
バッチリ充電して乗車することにしましょう。
長野駅から出発
長野駅の電光掲示板は、列車のイラストまで入った豪華版。
長野車両センター側から、10分前に入線してきます。
ちなみに1号車の10CD・11CD席は、長野県のマスコットキャラクター「アルクマ」様の指定席なので、予約できません。
「アルクマ」様は1人で4席占有して、思いっきりリクライニングして、ふんぞり返っていました(笑)。
天井には液晶モニターが設置され、到着までずっと前面展望を流し続けています。
姨捨駅へはスイッチバックして進入していきます。
運転士さんが後方の運転台に移動するのではなく、前方の運転台にいる状態で後進して進んでいきます。
展望スペースからは、駅へ進入していく様子をしっかりと見ることができました。
姨捨駅の駅名標も、スイッチバックしている様子を表しています。
次の冠着(かむりき)駅も難読駅名ですね。
姨捨駅は、ホームの一部が半円形に広く作られていて、展望台にもなっています。
こちらが、日本三大車窓の姨捨駅からの善光寺平の絶景です。
下をのぞき込むと、ホームの真下には長野方面への線路が見えます。
特急「しなの」号は、スイッチバックせずにこの線路を通過していきます。
「ナイトビュー姨捨」に乗車した際には暗くて見えなかった、棚田も見えています!
姨捨駅では16分間停車するので、リゾートアテンダントさんが記念撮影のお手伝いをしてくださいます。
専用の記念撮影ボートもありますので、ぜひ!
駅の外に出ることも可能ですが、目の前が車道なので、クルマには十分気を付けてくださいね。
列車が出発する際、反対側のホームでは窓を拭いている係員さんがいました。
ここは豪華クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」専用のラウンジで、明日の到着に備えて、窓拭きに余念がありません。
姨捨駅を出てからしばらく時間がありますので、車内販売が回ってきます。
列車は松本へ
車内販売は、飲み物、アイス、グッズなどが中心で、オーダーするとホットコーヒーもありました。
※お弁当の取扱いはありません。
長い冠着トンネルを抜け、松本駅が近づいてくると、列車は徐行して、梓川と永井川との合流して犀川になるところが見えてきます。
このあたりから、天気が良いと北アルプスが見えるのだそうですが、当日はあいにくのお天気でした。
松本駅で進行方向が変わります
列車は松本(まつもと)駅で14分間停車。
この間にお買い物をしたり、0番線の立ち食いそばに行くのも可能です。
本来は、新宿駅9:00発のあずさ9号から対面乗換ができるようになっているようですが、あずさ号は台風で運休のため、そのような方はいらっしゃいませんでした。
松本駅からは進行方向が変わるので、皆さん座席の向きを変えています。
ここからは、大糸線に入り南小谷駅を目指します。
続きは後編で👋