皆さん こんにちは。 徳島駅からは、牟岐線の終点海部駅に向かいました。

海部までの列車は、1日5往復の運転。 乗ってきた徳島10時37分発の539Dは 高松始発で 海部まで至るこの日3番目の列車。朝の2本は 徳島4時45分と6時発で 非常に早く、また 徳島ー海部間は 片道2時間半ほどかかって 非常に乗り潰しにくい路線でした。 この海部駅では 5分の折り返し時間しかなく 高架の駅を出ることもできませんでした。 

現在 この海部駅は、一駅徳島寄りの 阿波海南駅から 阿佐海岸鉄道に編入されて 世界初の乗り物 DMV(デュアル・モード・ビークル)線路と道路を走れる マイクロバスで有名になりました。

 

5分の折り返しで 海部駅から牟岐駅に戻って途中下車。 海部から544Dに乗っていてもいいのですが、 ここで40分ほど休憩して この急行むろと6号高松行に乗って徳島駅に戻りました。  ちなみに この むろと6号は、徳島からは高松までノンストップで走る列車でした。

 

急行阿波14号高松行。 真ん中の車両が 元半室グリーン車のキロハ28-1で 当時は、キハ28-5301で グリーン室部分が、普通車指定席となっていました。 この車両は、徳島気動車区に1両しかなく 急行阿波号専用で 1時間おきに走る 急行阿波号の3時間に1本がこの編成で 時刻表にも指定席マークがありました、 また この編成は、徳島20時11分発の普通352Dと 高松4時34分発の331Dにも充当されていて その際は、グリーン座席に無料で乗ることができました。

 

確か この時も 写真が見つからないのですが、 夕方の鳴門線を往復して 四国全線を完乗。 352Dで高松に戻って 高松からは 2度目の夜行731Dに乗って中村に向かいました。 

 

翌日の中村からは、731Dからの折り返し 8時15分発の普通1744D 〜窪川から急行あしずり4号に乗車。 昼行のロングラン急行の旅を楽しみました。

土佐山田をすぎて 四国産地に分け入った頃 カーブ区間で撮影。 列車は8両編成で 前から2両目が 格下げ指定席車。その他は、自由席車で前の方の車両は、終点高松での 改札口や連絡船に乗り換えやすいために 大混雑。しかし、後ろの方の車両は、ガラガラでのんびり過ごすことができました。

 

多分 大歩危ー小歩危駅付近の鉄橋では無いかと。 何度か 先頭車両まで散歩したりしたのですが、前の方の一部車両には、特急型から転用した 2人掛けのロマンシートに換装された車両もありました。 急行自由席料金で特急の座席にも座れて 結構 当時の四国の急行列車のサービスは改善されていたようですね。

 

高松には、14時9分に到着。 6時間ほどの乗車でしたが、いつまでも乗っていたい列車でした。 この後は、連絡船に乗って 宇野に渡り 快速と普通列車を乗り継いで帰りました。

 

気動車の座席夜行3連泊の今となっては 地獄の行程でしたが、 一部 確か731Dは、リクライニングシートだったのと 16歳と体力もあったので 楽しかった思い出だったかと。

 

御覧頂きましてありがとうございました。