尾道から岡山へ【最終章・岡山の国鉄型電車⑫ 最終回】 | 湘南軽便鉄道のブログ

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本ブログは鉄道・バス・船舶・航空機等について、記録も兼ねて記事掲載。

その他、5インチゲージ自家用乗用鉄道「湘南軽便鉄道」についても掲載。路線は湘南本線(ベランダ線・路程約0.01km)があったが現在廃止。新たな庭園鉄道敷設の構想中。

(前回記事の続き、最終回)




引退近い振り子式381系特急形電車(ゆったりやくも色)【最終章・岡山の国鉄型電車④】 


混色編成やくも・国鉄特急色+スーパーやくも色381系【最終章・岡山の国鉄型電車⑤】 


381系特急「やくも」の旅 中国山地を振り子式車両で駆け抜ける【最終章・岡山の国鉄型電車⑥】 


381系特急「やくも」の旅 山陰・米子へ【最終章・岡山の国鉄型電車⑦】 


381系グリーン車の旅・特急やくも(米子→岡山)【最終章・岡山の国鉄型電車⑧】 


さよなら117系定期列車・岡山→福山の旅【最終章・岡山の国鉄型電車⑨】 


福山から三原へ。瀬戸内の離島航路(マルト汽船 三原→瀬戸田)【最終章・岡山の国鉄型電車⑩】 


生口島 瀬戸田のカフェと、瀬戸内海を巡る連絡船(瀬戸田港→尾道)【最終章・岡山の国鉄型電車⑪】 




尾道

坂の街としても有名な尾道。駅の裏はすぐ山。


ご当地麺の尾道ラーメンも有名。
尾道駅前の「尾道ラーメンたに」



尾道から岡山へ

三原発・相生行き普通列車に乗り、岡山駅に向かう。

やって来たのは、国鉄型115系電車

JR西日本岡山地区では国鉄型電車が最後の活躍

後継の新型電車227系(愛称︰Urara(うらら))の導入が始まり、国鉄型電車の淘汰が進む。




尾道(おのみち)駅、午前11時47分発

貨物列車とすれ違い

尾道水道。
手前の橋は瀬戸内しまなみ海道(西瀬戸自動車道)の新尾道大橋、奥の橋は一般道の尾道大橋

対岸の向島、日立造船向島工場を望む。



引退が迫る国鉄型電車115系や381系とすれ違う。



13時06分、岡山(おかやま)駅到着。ここで下車。


岡山地区は、JR西日本最大の国鉄型電車の宝庫だが、新型電車への置き換えが始まっている。ちなみに国鉄型気動車の置き換えはまだ先。

中間車の先頭車化改造車両。切妻型貫通扉付きの異色の115系電車。


隣は絶滅寸前の113系電車

113系電車は、JR西日本岡山地区のほか、北近畿地区に少数が残るが、岡山地区の113系は、115系より先に引退が予想され、先は長くないと思われる。



クハ111-256は体質改善工事で、屋根形状や側窓はオリジナル車とはだいぶ異なっている。







JR四国の予讃線特急「しおかぜ」、松山行き

8000系電車。制御付き自然振り子装置を有する。
 

山陽本線上り貨物列車通過





JR西日本の岡山・備後エリアは、国鉄型113系・115系電車が今も残る数少ない地区であるが、2023年(令和5年)7月22日(土)より、新型227系電車(愛称︰Urara(うらら))の導入を開始。
これにより、前日7月22日(金)をもって、岡山地区で最後の活躍をしてきた117系電車は一足早く引退。国鉄時代に関西地区の新快速用として誕生した117系電車は、クルーズトレインに改造された「WEST EXPRESS 銀河」一編成を除き廃車となり、一時代を終えた。

また、陰陽連絡特急「やくも」は、2024年(令和6年)春から新型273系電車に順次置き換えが開始され、現行の国鉄型381系電車は、間もなく終焉を迎える。

JR西日本で一大勢力を誇っていた岡山地区の国鉄型電車は、いよいよ最終章に。

※2023年(令和5年)7月上旬