鉄道シーンの魅力の一つである列車のすれ違い。運転本数の多い都会では日常的に見られますが、地方ではレアな光景になります。山口県のJR山陽本線、山陰本線と、福岡県のJR鹿児島本線で撮ってみました。

 

 

山口県の山陽本線の場合、普通列車は少ないのですが、貨物列車も走っているため、タイミングが合えば撮ることができます。また、幡生駅(下関市)付近では山陰本線と並走するため、115系とキハ40系のカラフルな共演が見られます。

 

 

山陽本線ですれ違う115系普通列車(左)とEF210-1けん引の貨物列車(正直に申し上げると、狙っていたのは「桃太郎」トップナンバーの後者でした)

 

 

幡生駅付近ですれ違う山陽本線の115系と山陰本線のキハ40系。並走して入線することもあります

 

 

 

一方、関門海峡を渡って九州を訪れると、人口の多い北九州・福岡都市圏を走る鹿児島本線は山口県内と違って高頻度運転をしていて、すれ違いが見られるチャンス(危険とも言えますが)が一段と高まります。

 

 

813系の普通列車(左)とすれ違う883系特急「ソニック」=東郷—東福間

 

 

鹿児島本線では、すれ違いシーンが結構撮れます

 

 

817系の普通列車(左)と787系特急「にちりんシーガイア」=西小倉—九州工大前

 

 

811系の普通列車とすれ違う、EF81 403・ED76 1019がけん引する貨物列車(すれ違い好きの私ですが、これは撮影対象がはっきりしていて、もう少しで危ないところでした…)

 

 

813系の普通列車にカメラを向けていると、背後から811系が…(これはアウトでした)

 

 

 

鉄道写真では、撮影対象列車の邪魔になる並走やすれ違いは敬遠されがちですが、地方に住む私から見るといろんな車両が一枚に収まるのは魅力的で、逆にうらやましく思います。

 

これまでは「偶然撮れてしまった」ケースがほとんどですが、時間を調べて通うなどして、いつか「狙った一枚」を成功させてみたいものです。

 

 

 

 

※姉妹ブログでは、主に国鉄末期~JR初期の鉄道を振り返っています