それでも目指すは古豪のいる場所。〜19年ぶりの関鉄竜ヶ崎線、キハ532初乗車③ | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

▶︎週一の邂逅、とことん愉しむ

発車2〜3分前から、俄に動きが慌ただしくなる。
常磐線からの乗り継ぎも受けて、そろそろ発車の時間。


踏切動作は、運転士が停止位置横のボックスを操作。

しばらくして、踏切が鳴り始め、反応表示灯が点灯した。

短く発車メロディが鳴り、閉扉。

ワンマン運転ではあるが、西武鉄道線と同じく都度立ち上がってドア扱いを行う。


11:25、発車。

最初は曲線が介在するため加速は緩く、直線区間に入るとまた加速、直列1段も入る。

それでも、最高速度は概ね50km/h程度が限度。

しかも、ウィングばね式の台車のため、それでもなかなか縦揺れが激しい。


竜ヶ崎線は直線メインの線形だけに、なかなか速度が上がらずもどかしい走りが続く。

先々月、宇都宮ライトラインと同じようなもどかしさを感じていたところだが…


そして、入地で僅かに客を下ろし、時に跳ねる勢いで揺れながら走ること7分。

ここで竜ヶ崎線内で初めて、色灯式信号機に出会う。

それもGRのみの二灯式。


キハ2000形が休む車庫を横目に見ながら、左に曲がり…


あっけなく、竜ヶ崎線の旅は終わる。


11:32、竜ヶ崎着。

ほとんどは全線乗り通しで、思いの外多くの乗客が吐き出された。


ここで、こちらはフリーきっぷの購入に動く…

が、客が改札を出切らないと買えないということで、少し焦る。


しかも、折り返し時間は僅か3分!


またすぐ戻るつもりでいたので大いに焦ったが、そこは流石百戦錬磨の駅員氏。

淀みなくフリーきっぷを発券してくださり、事なきを得たのであった。


ちょっと佐貫側に戻ると、もう発車メロディが鳴る。

また竜ヶ崎には戻ってくるので、撮るのをそこそこに車内に戻る。


今回買ったフリーきっぷは「竜鉄コロッケ⭐︎フリーきっぷ」600円。

片道が全線230円なので、全線1往復半または全線1往復+入地途中下車すれば元が取れる。

また、龍ケ崎コロッケの割引券もついてくるが…


なお現在、竜ヶ崎線開業123周年を記念した硬券の乗車証明書がついてくる。


さて、再び佐貫に向けて発車。

佐貫方には親子連れの姿が見られてほっこり。


また直線を快走していく。

やっぱり揺れるが、それもまた心地よく感じ始めてくる。


そして、竜ヶ崎から3分余…


入地駅。

関東鉄道系列特有の、懐かしい形の駅名板が目に入った。

この懐かしいアイテムとの出会いが、竜ヶ崎線との付き合いを更に深めていくことになる。