会津若松駅

福島県会津若松市の代表駅です。

会津若松市は江戸時代に会津藩の城下町と栄えた会津地方の中心都市です。会津藩は幕末に最後まで新政府軍に抵抗したことで知られており、鶴ヶ城や白虎隊のなど歴史的な観光資源が多い都市として知られています。また、赤べこなど地域特有の伝統工芸品も有名です。

会津若松駅は磐越西線の中間駅ですが、スイッチバックをする構造となっており、磐越西線の定期列車は必ず当駅で折り返すダイヤが設定されています。

また、会津若松から喜多方の間は電化されていますが、現在この区間を走る定期列車は全てディーゼル車で運行されており、臨時列車フルーティアふくしまが唯一喜多方まで乗り入れる電車となっています。しかし、このフルーティアふくしまも2023年末で引退することが決まっており、会津若松から喜多方は非電化に戻される可能性が非常に高いです。

 

乗り入れ路線

・磐越西線

・只見線

・会津鉄道会津線

 

駅舎。地域の中心都市に相応しい2階建てのコンクリート駅舎です。2001年に鶴ヶ城をイメージしたデザインに改装されました。

駅前。中心地からは離れており少し閑散としています。駅前広場も古いままですが、会津若松市は駅前を整備する方針を固めています。

コンコース。キオスクやお土産屋が入居しています。

切符売り場。カウンター式のみどりの窓口が営業しています。

改札口。自動改札機には赤べこや鶴ヶ城などが描かれ、会津地方をアピールしています。

ホームは3面5線。1,2番線は頭端式ホームとなっています。

主に磐越西線が使用しています。磐越西線的には中間駅ですが行き止まりのホームを使用する珍しい構造になっています。

只見線や磐越西線の会津若松以北ではキハ110系などが使用されています。