大阪メトロの400系 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

「鉄道」を趣味の対象として、さまざまに楽しむ活動を記録するブログです。


 昨日は初台へ出かけ、宇宙戦艦ヤマトの音楽コンサートを聴いてきた。年月が経過しても良いものは良い。かつての少年少女が参集して密度の濃い時間を過ごせた。
 さて、だいぶ間が開いてしまったが、先月の関西遠征ネタの続きを。
 近鉄の週末フリーパスを手に、鶴橋駅から最初に乗り込んだのは奈良線の急行電車。車内は外人さんで大混雑しており、号車によっては8割ぐらいを占められていた。
 近鉄奈良線は高架化が進んでおり、だいぶ眺めが変わっている。東花園の車両基地には、あおぞらⅡが二編成並んで留置されているのが見えた。次第に生駒山系が迫ってくると、線路は左にカーブして勾配に差し掛かる。グングン高度を上げていくと、左手には大阪平野が一望出来る壮大な車窓が広がるが、窓の外を見ている外人さんはいなかったのがちょっと残念。
 さて、新生駒トンネルを抜けると最初の目的地である生駒駅に到着。隣には、けいはんな線が並ぶ。久しぶりのけいはんな線への乗車を兼ねて、大阪メトロ中央線から乗り入れてくる新車400系をキャッチしようという作戦だった。
 生駒駅の奈良線とけいはんな線の乗り換え通路には中間改札があるが、フリーパスが自動改札対応になったので楽々通過。以前はフリーパスをカメラにかざして遠隔でゲートを開けてもらうのだが、係員が他の乗客の対応をしていたりするとずいぶん待たされた。


 待つことしばし。三本目で400系がやってきた。乗車して終点の学研奈良登美ヶ丘駅に向かう。新しいだけに乗り心地は上々。
 昼間の時間帯だし、終点で乗客が降りれば車内も含めてゆっくり観察出来るだろうと考えたのだが、その通りになった。




 宇宙船をイメージしたという独創的な外観デザインだが、車内も凝っている。ロングシートながら背もたれを高くとっており、その分、側窓の天地寸法が小さくなっている。一両だけクロスシート車があるのだが、写真を撮り損なった。

 折り返しの列車で、近鉄と大阪メトロの境界駅である長田駅へ。地下線でヘッドライトの点灯状態を楽しんだ。
 見れば見るほど凄いデザインで、よくこんな車両を作ったものだ。担当した車両メーカーは大変だったことだろう。
 来る大阪万博へのメイン・アクセス路線としての役割が期待される400系。肝心の万博会場の整備が遅れているが、さてどうなることか。