先日四国乗り鉄の旅で阿佐海岸鉄道DMV(以降単に「DMV」)に乗車(阿波海南駅~道の駅宍喰温泉間)。DMVの詳細は他に譲るとして、おおまかに車体はバスだが線路と道路を両方走行できる世界初のシステム。

 

下差し以下24点の写真と共に公開

 

上矢印まずは徳島方面からJR牟岐線の終点、阿波海南駅で下車

 

上矢印阿波海南駅でDMVへの乗り換えは一旦駅前交流館に入って専用ホーム(停留所)に行く

 

下矢印阿波海南駅でのモードインターチェンジ(連続3点)。ここでバスモードから鉄道モードに切り替わる

 

 

 

下矢印阿波海南文化村からバスモードで出発したDMVが阿波海南駅へ入線。尚DMVの車両は3種類あり、今回乗車したのは写真の青色を貴重にしたDMV931でその愛称は「未来への波乗り」(連続3点)

 

 

 

下矢印バス車内はこんな感じ。座席数は18

 

下矢印阿波海南駅でのモードチェンジは乗車直後に行われる。写真ではわからないが、モード切替時、車内放送で太鼓の音と共に威勢よく流れて何だかテンション上がる(連続2点)

 

 

下矢印鉄道モードで走行して最初の停車駅、海部駅。尚阿波海南~海部間はDMV導入前はJR牟岐線だった。阿佐海岸鉄道自体は過去に制覇したが同区間阿佐海岸鉄道としては初(連続2点)

 

 

下矢印海部駅の隣、宍喰駅付近から鈴ヶ峰(395㍍)を望む。

 

下矢印鉄道路線の終点甲浦駅到着前(連続2点)。ここで一旦高知県に入る(連続2点)

 

 

下矢印その甲浦駅のホームだがこちらは気動車時代のもので乗降口(停留所)はこの後モードチェンジしてそこから下った場所にある

 

上矢印甲浦駅でモードチェンジ時

 

上矢印同バスモード切替後

 

上矢印ここが甲浦駅の停留所

 

上矢印バスモードで最初の停留所、海の駅東洋町

 

下矢印下りDMVの終点、道の駅宍喰温泉に到着(連続2点)。阿波海南駅から30分の乗車時間はあっという間だった

 

 

下矢印すぐ近くの温泉施設では土産物の購入もできる(開店は9時から)

 

~ 写真掲載終わり ~

 

<追記 ~ DMV予約制に思う>

DMVは基本予約制で空きがあれば乗車できるが満席の場合は乗車不可。また予約は発車オ~ライネットからとなり、1ヶ月前から販売受け付けてるが、この時点での予約は殆どない。

私の場合、自分の乗る予定の便が残10席未満になったのを確認したら予約に踏み切る段取りだったが、何かと心配なので乗車前々日に予約しておいた。

結果的に当日予約なしでも乗車できたし、私の前に座っていた外国人客は予約なしで乗った。

パッと見乗客は観光目的と思わるがこのDMV走行区間は沿線住民の生活路線でもある。

旅行やビジネス等で利用される特急列車や高速バスとかならまだしも、DMV走行区間は沿線住民の生活路線でもある。

果たしてこうした生活路線に予約制が馴染むのか疑問を感じる

定員も基本16名と少なく、普段満席になる事は少ないだろうが突発的に増えた時とかは乗れずに置いてきぼりにされてしまう。

車を持ってない等の交通弱者、例えば高齢者が病院等診療施設へのアクセス利用時に運悪く遭遇すれば酷な話。

それに予約はネット経由なのでネット環境に恵まれてない、とりわけ高齢者にとっては乗車へのハードルは高い。

先々他路線に導入する場合はこれら課題改善を踏まえた上で検討してほしい思いである。

そうした意味でも世界初の導入となった阿佐海岸鉄道DMVは良くも悪くも先々新規導入への見本ともなり得る。
またそれ以外にもDMV乗車には何かと制約が多い。

基本予約が要る他、遠方利用だとJR牟岐線の本数の少なさに加えて一方が遅れた場合も両者による接続は行わないので万一遅延で乗り継ぎ出来なければ即予定変更を迫られる事態となる。

幸い今回は何のトラブルもなく、目的達成できたが何かとDMVの在り方をも考えさせられた