関東合運の訂正と、その他の展示 | 鉄道省半田鉄道局

鉄道省半田鉄道局

1/80鉄道模型(Jゲージ)工作記事を中心に、鉄道と身の回りの出来事を書いてゆきます。
​(平成26年11月8日Yahooで開設、令和元年6月22日こちらに移転しました)

11月に入りましたが、日中は温かく、モンシロチョウ、キチョウ、シジミチョウ、ヒカゲチョウとかも舞っています。年中こんな気候だったらありがたいのに、と思う程です。さて、中断していた関東合運報告の残りを。

さて、また三田会ゲストTG氏のカツミ9750について、誤った報告をしてしまいました。謹んでお詫び申し上げます。ご指摘をいただきましたので訂正いたします。氏から教えていただいた内容を要約しますと

・後期製品は6軸駆動でモーターを高位置に据え平歯車でウォーム軸に落とす仕様なので音が非常にやかましい

・モーターを細い(安い)のに交換して動輪間に落とし込み取付は後位ギヤボックスに抱かせてウォーム軸と一直線に
・水平の前位ギヤボックスとはシリコンチュウブで接続
・ギヤ音はウォームの前後位置に拠るので(スラストの遊びが無いと×)試走させつつチュウブの差し込み量を加減

ということで、相当の工夫をされ、あの滑らかで静寂な走行が実現できていることがわかりました。

※高速回転のモーター出力軸をスパーギヤ伝導すると騒音の原因になる、のセオリ通りですね。

当局で熟成中の珊瑚9750キットも、工夫して静寂な走りを実現したいと思います。

1日目の夕方はプロトサーティーンクラブを訪問。ここでベテランHG氏とすっかり話し込んでしまいました。目の前をC113次形が走っていきます。当局でも完成した機関車は、眼が行きますね。次位のワム1形も、13㎜ゲージだから短軸表現ができるわけです。

城北鉄道クラブさんだったと思いますが、80系湘南電車。艶有の美しい塗装だったのですが、DCCサウンド装備です。電車もサウンドがあると違います。

日本トロリーモデルクラブさんです。毎回、美しい路面電車の模型は楽しみです。

作者の方から名古屋市電800形の説明をいただきました。もと交通局の職員だったそうで資料は豊富。800形NSLは日車開発のウォームギヤを用いた路面電車で、模型ファンとして高名な伊藤剛氏の設計です。800形には3種類もあったとか。

装備の解説も丁寧にしてくださいましたが、注目したのは配線を綺麗にまとめてあるところです。これ、見習わなくてはいけない。

こちらはスハの会さんだったと思います。名古屋市交通局100形。一見シンプルそうですが、肩のルーバーやモノコック構造

など、意外に作りにくい車だと思いますが、完璧に出来ています。元名古屋市民として非常にうれしい。

湘南鉄道模型俱楽部さんです。旧型客車好きの当局では、こういう編成にどうしても目が行きます。マロネ、スロ、オロ・・2等車の列。当局は戦前が主ですが、戦後の特ロが入った編成も魅力的です。

湘南鉄道模型クラブさんのこちらは13㎜のほう。開会式が行われた越後さんのレイアウトです。まずオロ40張り上げ屋根。実は戦前の張り上げ屋根の塗装は、このように青灰色が図面指示で正解です。また、車掌室の落とし込み窓で奥に引っ込んだ感じも、荷物車で表現されていますね。よく見たら、この荷物車プラ製品のようです。

あとは、各クラブの全体写真を撮った程度で、以前ほど細かく撮っていません。三田会で過ごした時間が長いのと、数カ所で長く話し込んだこともあり、全体をまんべんなくり回れなかったのが残念です。

来年の合運に向けて、新作を作らなければなりません。

イメージ 4  イメージ 6  イメージ 5