11月に入りましたが、日中は温かく、モンシロチョウ、キチョウ、シジミチョウ、ヒカゲチョウとかも舞っています。年中こんな気候だったらありがたいのに、と思う程です。さて、中断していた関東合運報告の残りを。
さて、また三田会ゲストTG氏のカツミ9750について、誤った報告をしてしまいました。謹んでお詫び申し上げます。ご指摘をいただきましたので訂正いたします。氏から教えていただいた内容を要約しますと
・後期製品は6軸駆動でモーターを高位置に据え平歯車でウォーム軸に落とす仕様なので音が非常にやかましい
・モーターを細い(安い)のに交換して動輪間に落と
・水平の前位ギヤボックスとはシリコンチュウブで接続
・ギヤ音はウォームの前後位置に拠るので(スラストの
ということで、相当の工夫をされ、あの滑らかで静寂な走行が実現できていることがわかりました。
※高速回転のモーター出力軸をスパーギヤ伝導すると騒音の原因になる、のセオリ通りですね。
当局で熟成中の珊瑚9750キットも、工夫して静寂な走りを実現したいと思います。
1日目の夕方はプロトサーティーンクラブを訪問。ここでベテランHG氏とすっかり話し込んでしまいました。目の前をC113次形が走っていきます。当局でも完成した機関車は、眼が行きますね。次位のワム1形も、13㎜ゲージだから短軸表現ができるわけです。
城北鉄道クラブさんだったと思いますが、80系湘南電車。艶有の美しい塗装だったのですが、DCCサウンド装備です。電車もサウンドがあると違います。
日本トロリーモデルクラブさんです。毎回、美しい路面電車の模型は楽しみです。
作者の方から名古屋市電800形の説明をいただきました。もと交通局の職員だったそうで資料は豊富。800形NSLは日車開発のウォームギヤを用いた路面電車で、模型ファンとして高名な伊藤剛氏の設計です。800形には3種類もあったとか。
装備の解説も丁寧にしてくださいましたが、注目したのは配線を綺麗にまとめてあるところです。これ、見習わなくてはいけない。
こちらはスハの会さんだったと思います。名古屋市交通局100形。一見シンプルそうですが、肩のルーバーやモノコック構造
など、意外に作りにくい車だと思いますが、完璧に出来ています。元名古屋市民として非常にうれしい。
湘南鉄道模型俱楽部さんです。旧型客車好きの当局では、こういう編成にどうしても目が行きます。マロネ、スロ、オロ・・2等車の列。当局は戦前が主ですが、戦後の特ロが入った編成も魅力的です。
湘南鉄道模型クラブさんのこちらは13㎜のほう。開会式が行われた越後さんのレイアウトです。まずオロ40張り上げ屋根。実は戦前の張り上げ屋根の塗装は、このように青灰色が図面指示で正解です。また、車掌室の落とし込み窓で奥に引っ込んだ感じも、荷物車で表現されていますね。よく見たら、この荷物車プラ製品のようです。
あとは、各クラブの全体写真を撮った程度で、以前ほど細かく撮っていません。三田会で過ごした時間が長いのと、数カ所で長く話し込んだこともあり、全体をまんべんなくり回れなかったのが残念です。
来年の合運に向けて、新作を作らなければなりません。