銀河夢急行

公共交通の話題を中心に、幅広く取り上げます。
都合により無予告で投稿を休止することもありますが、宜しくお願い致します。

名鉄が古くから拘ったパノラミック・ウインドー

2023年11月03日 17時17分10秒 | 鉄軌道
名鉄は1957年に初代5200系をデビューさせて以来、それ以降に新造した電車は先頭部の窓を運転席やや後ろまで拡大させたパノラミック・ウインドーを一貫して採用してきました。
その最たる事例は、5500系や7300、7700、3780、6000系もそうだし、簡易運転台付きのモ7565、7566も然り。
名古屋市交通局側も踏切が多かった犬山線乗り入れを考慮してか初代3000形も同様でしたね。
しかしながら、あの金魚鉢形の3500系や6500、6800系とか、今の銀電はやや微妙かな。中でも瀬戸線の4000系では、なぜか完全な切り妻型に。
いずれは豊橋鉄道渥美線でも類似車両が現れそうな気もしますが、あちらも踏切が結構、多い。さて、どうするのやら? 確かに4000系的な感じにすれば建造費は抑えられそうなのだが。うん。




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (M)
2023-11-04 09:42:34
地下鉄事業者の車両では殆どケースがないですが、JRや私鉄ではステンレスやアルミ車体でも先頭部だけは鋼製またはFRP製というのが少なくありません。
ステンレスの場合、素材が硬いので加工、特に曲げ伸ばしが難しく、先頭部のデザインにおいて自由度が下がります。また、踏切事故で損傷した際、ステンレスやアルミでは修復が困難ですが、鋼製では比較的楽に修復ができるメリットがあります。そこで先頭部だけ鋼またはFRPで製造して取り付けるというのがよくあります。一方でそうなると先頭部には塗装が必要になってきます。
瀬戸線は尾張旭検車区に塗装スペースがないため、先頭部もステンレス製とし先頭部が鋼製やFRP製の車両を導入しませんでした(※3306Fを除く)。
4000系のあの前面は、塗装不要の硬いステンレスゆえに直線の多い設計だからです。
名鉄4000系電車 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E9%89%844000%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A
「3300系などとデザイン上の顕著な違いとして、前頭部にパノラミックウィンドウ等を採用せず、名古屋市交通局(名古屋市営地下鉄)N1000形に類似する角張ったデザインになっていることがある。これは既に述べた尾張旭検車区に塗装設備が設置されなかったことを反映し、先頭部構体までステンレス製とした[1]ため[注釈 1]である。
[注釈1]^ 3300系グループは事故で損傷した際、修理がステンレスより容易であるメリットなどから前頭部のみ普通鋼製としている。なお、先頭部構体へのステンレスの採用は名鉄では4000系が初めてである。」
名鉄3300系電車(3代) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E9%89%843300%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A_(3%E4%BB%A3)
「前頭部は事故で損傷した際に修理がしやすいように普通鋼製とされ、この部分にはステンレス車体との一体感を出すためシルバーメタリック塗装が施されている。」
Unknown (fantasyexpress)
2023-11-04 10:52:53
なるほど。豊鉄渥美線は今のステンレスカー、1800系を導入してからは塗装設備も全廃されてしまったのでしょうね。恐らく。

コメントを投稿