メモ | 旅一郎のブログ

旅一郎のブログ

国鉄(日本国有鉄道)が、最後の全盛期を迎えた昭和47年ー53年までをテーマにした、汽車旅のブログです。

旧型客車亡き後、日本の鉄道旅行は本当につまらなくなりました。そのため海外ネタも載せています。

当時の雰囲気を伝えるものは鉄道にかかわらずアップします

これから書きたいけど資料などが探せてないので備忘録。


・人口カバー率と平均乗車距離は同じまやかし

・国電の客と列車の客を同列に扱うことによる見誤り

・国鉄の存在価値は通勤よりも中長距離輸送


何度か同じ事をいいますが、

電車(通勤)と列車(中長距離)を分けて考えないと

国鉄民営化の成功モデルは正確に評価できない。


人口カバー率とは携帯電話キャリアがよく言うロジックだけど、人口カバー率99%と聞くとまるで人の住んでいるところの99%に電波が届くように感じる。しかし実際は都市部の人口の方が圧倒的に多いから田舎の大部分が圏外でもかなりカバーできてるように見える。昔シティフォンという東京、名古屋、大阪位しか使えない携帯サービスがあったけれど、それでも人口カバー率で言えば70%くらいじゃないかな。


同様に都市部の通勤電車区間の客が多いからと言って、長距離客を無視していいのか。

(山手線の利用客は約1,000万人/日東海道・山陽新幹線は68万人/日だからといって、山手線の1割にも満たない新幹線を無視していいのか?という話)


静岡は短距離客が多いからロングシートで十分というのも同じロジックに思う。


なお、鉄道利用客数の8割は通勤電車と新幹線だそうなので、在来線優等列車や夜行列車、その他長距離列車が全廃されても人口カバー率ならぬ「旅客カバー率は8割確保できるので2割の声は届かないのだろう。


電車と列車を明確に分けて客数を取ればまた違った姿が見えるかもしれない。