富山駅
富山県富山市の代表駅です。
富山市は富山県の約3割を占めるほど非常に広い面積を有しており、人口は約40万人です。
富山市は路面電車先進都市として知られており、路面電車を中心とした街づくりが行われています。
2006年にJR富山港線をLRTとして再整備した富山ライトレールが運行を開始し、2009年には富山市内での環状運転を復活させるため、富山副都心線を開業させます。
さらに、2020年には南北で分断されていた富山ライトレールと富山地方鉄道富山軌道線が富山駅の全面高架化により、直通運転が実現しました。
この南北統一により富山市の路面電車ネットワークはほぼほぼ完成したようなものですが、更なる延伸計画もあるようです。
乗り入れ路線
・北陸新幹線
・あいの風とやま鉄道線
・高山本線
・富山地方鉄道本線
・富山地方鉄道軌道線
南口。北陸新幹線の開業に合わせ全面高架化されました。これにより北陸地方の県庁所在地の代表駅すべてが高架化されました。
南口駅前。富山地方鉄道の電鉄富山駅が奥に見えます。
富山市はコンパクトシティ化を進めており、市街地の活性化に力を入れています。
北口。デザインは南口とあまり変わりません。
北口駅前。再開発によりきれいに整備されています。
富山ライトレールの乗り場はこちらにありました。
コンコース。
在来線切符売り場。
在来線改札口。自動改札機はICカード専用のため、現在も改札口に駅員が立つ光景を見ることができます。
ホームは2面5線。雪国のため全面が屋根で覆われています。
北陸新幹線開業後、唯一富山駅を発着する優等列車となった特急「ひだ」。
富山まで乗り入れるひだは1日4往復運転されています。大半の列車は高山停まりかつ、両数も少ないためひだで富山へ向かう需要は低いです。
富山駅の全面高架化により高架下に作られた路面電車の停留所です。
これにより雪国富山でも在来線、新幹線から一切雪に降られることなく路面電車に乗り換えることが可能となりました。
さらに南北の路面電車の相互直通運転も行われ、富山の路面電車は益々便利になりました。
尋常じゃない本数の列車が発着しておりとても活気を感じます。
こちらは地上駅時代の富山駅の南口。仮駅舎で営業していました。
富山駅前電停。当時はここが富山駅の最寄の停留所でした。
現在は「電鉄富山駅・エスタ前」に名称が変更されています。
北口。今でこそ立派に整備された北口ですが、当時はいかにも裏口といった雰囲気でした。
富山ライトレールの乗り場だった「富山駅北停車場」。
現在は富山駅高架下に乗り入れているため廃止されています。
地上駅時代のホームは3面6線でした。