伊勢志摩ローカルで主に活躍する1259系には全面ラッピング車が3編成おり、車内も装飾しているため見るだけでなく乗る楽しみもありますが最初に登場したミジュマルトレイン(VC66)は土休日に限り運行予定時刻が公開されているため狙いやすく、撮影及び乗車したい時は都合が良いです。更にそれを参考に駅や沿線で待っていれば他のラッピング車も撮影出来る可能性があり、私は実際に五十鈴川でミジュマルと「とばしまメモリー」(なみの章及びうみの章)の並びを撮影していますがラッピング車の2本並びはそう簡単に撮影出来るものではないため成功した時の嬉しさは大きいです。


(2023.5.13 五十鈴川にて撮影)

 鳥羽行き普通に充当されるミジュマルトレインです。伊勢志摩ローカルでは平日、土休日共に自転車を車内にそのまま持ち込めるサイクルトレインを一部の時間帯で実施しており、土休日は松阪〜賢島間が対象区間になりますが車内を装飾しているラッピング車も当然対象になるので前面には副標が取り付けられ、特別感が上がります。


(2023.5.13 五十鈴川にて撮影)

 ミジュマルトレインのラッピングはモ1266とク1366でベースの色が異なっており、上り方のク1366は水色ですがこのような違いも見所の一つだと思っており、撮影する楽しみも上がります。先に書いたようにこの列車はサイクルトレインですがワンマン運転であるためか乗務員のいないク1366には副標が無く、前後で異なる顔付きになっています。